【感想・ネタバレ】戦争大臣 III 吸血博士のレビュー

あらすじ

崩れる街、破裂する人、闊歩する獣人。世界連邦の雄モビィ・ディックは、いま正に壊滅の瀬戸際に立っていた。王女フレイム率いる「蟻の部隊」も弾圧され、最早、戦争大臣の破壊と破滅を止めるものは何もないように見える。……ただ一人、スナークを除いて。スナークは、戦争大臣である弟にもう一度会えるのか? 黒き本の呪縛から解き放つことが出来るのか? 戦争大臣の死への激情と、世界の生への愛情が激突する。驚愕のラスト!!

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Posted by ブクログ

 センセーショナルな演説で始まった壮大なストーリー(その演説が一番良かった)。殺戮バトル。エロティックなシーンなどなかなか魅力的なのだが、いわゆる○○オチのようなもので、正直ゲンナリ。どうせフィクション、しかもファンタジーの外見を持っているのだから、より現実に近い方の世界はいっそ全てカットして、国家Jやモビィ・ディックの世界だけで書ききって欲しかった。これではただの妄想だったってのと何も変わらない。著者の思想も伝わらないし残らない。残念。
 できれば書き直して欲しい。

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2011年11月20日

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