あらすじ
ルーランド伯爵家の長女マリアンヌは、リック・ルーランド伯爵が出征している間に生まれた上に、父親にも母親にも無い色見を持っていたため、その出自を疑われていた。伯爵に不貞と決めつけられ、心を病んでしまう母親。マリアンヌは孤独と共に生きるしかなくなる。
伯爵の愛人がその息子と娘を連れて後妻に入り、マリアンヌは寄宿学校に追いやられる。
卒業して家に戻ったマリアンヌを待っていたのは、父が結んできたルドルフ・ワンド侯爵との契約結婚だった。
白い結婚大歓迎! 旦那様は恋人様とどうぞ仲良くお暮しくださいませ!
やっと自分の居場所を確保したマリアンヌは、友人達の力を借りて運命を切り開く。
感情タグBEST3
いろいろ考えさせられた
事実を事実のまま淡々と受け入れていくマリアンヌ。
まさにレット・イット・ビーということでしょうか。
家庭教師の先生が凄いです。
仲間もみんなとんでもなく大人です。
いろいろと学ぶことも多く、考えさせられる内容でした。
ぜひおすすめしたい本です。
可もなく不可もなく
物語的には面白かったと思います。淡々と進んでいくストーリーにネグレクトや契約結婚、最後はちょっとの復讐。ヒロインも幸せになってよかった。私的にはアラン君がいい子すぎてツラい。