【感想・ネタバレ】正義の証明(上)のレビュー

あらすじ

あらゆる悪の手口を詳述したベストセラー『悪魔のガイドブック』にそそのかされた少女輪姦事件が発生。世間の批判は版元社長・金山に集中するが、責任を認めない彼はある日、「私刑人」と名乗る謎の人物に襲われる。社会的に批判を浴びる人物に、法に代わって天誅を加える私刑人とは? 法と私物化した正義の手に汗握る攻防戦がついに始まった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

司法では裁くことまではできない悪事を行う者を、私刑人が私刑する。というと、必殺仕事人を思い出すが、必殺仕事人と違うのは命に別情ない形での刑。"正義"とは何か?ということをテーマにしているが、もう少し突っ込みも欲しかった。
後半、私刑人を真似た犯人の推理が推測の形ではじまり、推測の通りに犯人が決まるあたりは、謎解きの面白さをもう少し味わいたかった。
ただストーリー展開は、他の"○○の証明"と同様、面白く、一気に読める

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2012年10月06日

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