【感想・ネタバレ】偽りの錬金術妃は後宮の闇を解く(一二三文庫)1のレビュー

あらすじ

光麗国の皇都・大明では、ここ数ヶ月の間に奇妙な鬼火が度々目撃され、民衆に不安と恐怖を与えていた。やがて人々の間にこの怪奇現象が、身分の低い母を持つ現皇帝が即位したことへの天帝の怒りであるという噂がたち始める。事態を重く見た皇帝──潤王はこの現象を解明するべく、有能な錬金術師を探させるため側近の官史・甘天佑を東明に向かわせる。そこで天佑は少年の格好をした錬金術師の少女・玲燕と出会う。天佑から依頼を受けた玲燕は錬金術の知識で怪奇現象の謎を解明するため、後宮に潜入することになるのだが──。

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ネタバレ 購入済み

すっごくおもしろかった!!

作家さん買いです。

ちょっと『薬屋のひとりごと』を思い出すような登場人物の関係が多かった気もしますが、読後がスッキリ爽やかで、とってもおもしろかったです。

ヒロインの錬金術師が父のかつて働いた場所で事件を解決するというストーリーもよかったし、ヒーローとの甘やかなシーンはないのに気持ちが温かくなるような交流があるのも大変よかったです。
シリーズ化してほしいです。

#切ない #カッコいい

0
2023年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

玲燕や潤王などのキャラが立っていたし、天佑自身にもミステリ部分があって、その謎解きは面白かった。
最後の事件はすぐトリック分かっちゃったのは、まあさておき。

それより気になったのは、後宮や宦官など中華風の世界観でありながら「ノック」「タイミング」「メートル」などのカタカナが出てきた点。
地の文であるならまだしも、キャラが発言しちゃっているから違和感があった。
単位に至っては、質量は「斤」を用いているのに、距離は「メートル」を用いていてバラバラ。
統一すればよかったのになと思ってしまった。

0
2023年07月15日

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