あらすじ
光麗国の皇都・大明では、ここ数ヶ月の間に奇妙な鬼火が度々目撃され、民衆に不安と恐怖を与えていた。やがて人々の間にこの怪奇現象が、身分の低い母を持つ現皇帝が即位したことへの天帝の怒りであるという噂がたち始める。事態を重く見た皇帝──潤王はこの現象を解明するべく、有能な錬金術師を探させるため側近の官史・甘天佑を東明に向かわせる。そこで天佑は少年の格好をした錬金術師の少女・玲燕と出会う。天佑から依頼を受けた玲燕は錬金術の知識で怪奇現象の謎を解明するため、後宮に潜入することになるのだが──。
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すっごくおもしろかった!!
作家さん買いです。
ちょっと『薬屋のひとりごと』を思い出すような登場人物の関係が多かった気もしますが、読後がスッキリ爽やかで、とってもおもしろかったです。
ヒロインの錬金術師が父のかつて働いた場所で事件を解決するというストーリーもよかったし、ヒーローとの甘やかなシーンはないのに気持ちが温かくなるような交流があるのも大変よかったです。
シリーズ化してほしいです。
匿名
やっぱり面白い
三沢ケイ先生のお話はハズレがないですね。今回も全く前知識のないまま、三沢ケイ先生の作品だからというだけの理由で新刊のお知らせとともに購入を決意。本当に魅力的で、一気に読みました。今回のお話は一応完結していますが、この終わり方はこれからもいろいろなお話続くということですよね。文章の表現も嫌味なく綺麗で、今回の登場人物の設定も魅力的でした。またまたファンになってしまいました。本当にどれを読んでも新しい世界観、ワクワクドキドキ、そしてキュンキュンします。
Posted by ブクログ
鬼火が出る現象を解決する依頼が舞い込んだ。
金を先に払われては…と思ったら、次の瞬間
主人公は金に釣られていました(笑)
最初の依頼である鬼火の話は3分の2くらい?
残りは、終わって帰宅した、と思ったら別の事件、に
なっていました。
これも、鬼火にちょっと繋がっていますが。
主人公の良いように話が進んでいる感じもしますが
すごく違和感を覚える、という流れではなかったです。
父親が殺害された理由も一応分かりましたし
謎は終了してました。