【感想・ネタバレ】【電子限定版】幽霊になった侯爵夫人の最後の七日間のレビュー

あらすじ

十七歳という若さで死んでしまった病弱侯爵夫人のナターニア。ふと気がつくと彼女の前には小さな子猫が浮かんでいた。お猫さま(彼女はそう呼ぶことにした)曰く、ナターニアは幽霊になっており、己の人生を振り返り後悔をなくすため、七日間という時間と相棒・お猫さまが与えられたのだと言う。
「それではわたくし、旦那さまの再婚相手を見つけたいのです!」「え、それどういうこと!?」
――今作の苦労人枠は間違いなくお猫さまです……。
果たしてナターニアは旦那さまを再婚させることができるのか? そもそも彼女の死因は? お猫さまとともに謎を解決しながら、旦那さまの幸せの為に奮闘するナターニアの、愛に溢れた七日間の記録。

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eao

購入済み

泣けました

クライマックスのところは泣きました。
電車の中だったので、込み上げてくるものを抑えるので大変でした。笑
ヒロインは死んでしまってるし、これがどうハッピーエンドになるのかしらと思いましたが。
本編の後の番外続編でほっこりできました。
旦那さまと張り合う侍女さん、献身愛が過ぎて怖かったです。
不器用な優しい旦那さまの愛が切なかったですが、最後は報われてほっとしました。
美しい愛のお話でした。

#泣ける #切ない #感動する

0
2024年12月30日

ネタバレ 購入済み

好きです

病弱だったヒロインが幽霊になって走り回ったり、大声で話す事に感激したりする場面が可愛かった。まぁ、スーザンの行動には疑問しかないのですが。私的には、終わり良ければすべて良し(笑)

#ハッピー #切ない

0
2023年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさかあの底抜けに前向きで明るいナターニアの性格そのものまで後々の伏線になろうとは。
しかも、決して阿呆の子ゆえの明るさではないんだよな、ナターニアのあの性格は。
後半、様々なことが分かってくると「そんなに笑ってなくていいんだよ、自分の好きにすればいいんだよ」と言ってあげたくなるという。

病弱な体ゆえ、侯爵と結婚していながら17歳の若さで亡くなったナターリア。
幽霊になって7日間で未練を晴らすのが目的だったはずが、段々と話が複雑な方向へ。
最初は7日後にはさっくり甦るか時間が巻き戻るのかと想像していたのだが、そういうことはなく(何しろ遺体はきっちり埋葬済みの頃に幽霊化した)
旦那様の再婚相手を見つけるなんて、予想斜め上すぎる未練解消のために奔走するコメディかと思いきや、あちらこちらに謎がちりばめられていて、シリアスな方向へと流れていくし。
病弱だったとはいえ、彼女が亡くなった直接の原因は?
侯爵様の本心は?
ナターニアと侯爵様が交わした約束とは。
そして、ツッコミを入れつつもナターニアを見守る「お猫様」の正体は。
ある種ミステリのように細かく張り巡らされた伏線を回収していく後半には衝撃的な事実が飛び出して、もう本当に驚いたのなんの。
そこからは、涙なしには見られない展開がやってくるという。
勘弁してくれ、そういう展開は涙もろい自分にとても効く。

納得できる結末は、予想よりも大分先に。
でもそうだよな、病弱なまま甦ったところで大変だしな、とあの結末だったことに納得をした。
本編以降の話は、番外編で補完されているので、幸せな家族も見られて大満足だった。
本編前の話もあり、そのアネモネの件でまたぼろ泣きしたのだが。
旦那様の不器用さを思うと、本当に涙を禁じ得ない。
そして、またあの結末を思い出して「本当によかったねえ」とぼろ泣きするループに嵌るという。
勘弁してくれ。

0
2023年08月27日

ネタバレ 購入済み

おいおい

何で旦那様はこんなに敵が多いのか^_^;
メチャクチャ良い人なのにね。

スーザンさんよ。
自分の失態を知られたく無いから騙して森に行かせたの?
死に目に会えないなんて可哀想過ぎません?
しかも毒を盛って殺す?
エゴ凄すぎて引くわ。

#切ない

0
2023年08月18日

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