【感想・ネタバレ】日中の興亡のレビュー

あらすじ

日本人は中国の戦略・真意がまったく分かっていない!政治家・官僚の怠慢、多くの日本人の無関心は、もはや許されない段階にきている!――ほんとうに“望ましい”日中関係の見方を本書で説く。中華思想は生きている/中国は次は東に進む/中国が狙っている「第四の資源」/軍事なき外交は無力である/「円」こそ、国際通貨である/二〇一〇年、東アジアは激動する/これが日中謀略戦の実態だ/……この素晴らしい日本という国を、子々孫々の手にわたすために、現代に生きるわたしたちは何をすべきか!?日本を愛してやまない著者が思いを語る、4年ぶりの単行本がついに発刊!

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Posted by ブクログ

同著者の『王道の日本~』の中国と日本に限定し、詳しくしたバージョン。
地政学の基本を知ることができた。
ロシア、韓国、中国と三国から侵略されているのに、何もできない現状がはがゆい。

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2013年10月01日

Posted by ブクログ

青山さんの本を始めてよみました。圧倒的な筆力。日本のことを真に憂いていなければここまでかけません。
あなたとあなたの子孫のためにぜひお読みください。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

青山繁晴は関テレANCHOR水曜日の「ニュースでズバリ」のおじさん。
シンクタンクの所長で外交の専門家。で小説まで発表していることは事前に略歴を調べて知ってたからまえがきの文学的な語り口に特別驚きはしなかったけど今まで見てきた青山繁晴のイメージが変わった。
まず、この人の視点は(当然だけど)戦略的外交の立場で一貫している。中国のずるさと日本のずぼらさとを行き来するように告発しながら実質有用な対中論(対中観?)を展開している。
中国が得意とし、日本外交に欠けているセンスとして青山繁晴は地政学を挙げている。中国は侵略戦争を第二次大戦後もやっている唯一の国で、西南北の地続きの国にけん制しつつ、結果仲直りをすることで残る東を視野に入れ始めた。まさに三国志の国。
米軍を動かさずに東を侵食する絶妙な手段で日本領海の天然ガスを吸い上げるという強行もその流れに沿う。
尖閣諸島の領有如何を当面棚上げにすることで合意したはずがそれを無視してガス田を掘ってしまう中国。明らかにルール違反。対する日本は資源大国になる可能性があるのに目下必要でないから、あるいはどうせたいしたガス田じゃないからいらんという判断。つまり後代の国益なんてわしらは知らんという判断である。
青山は『子々孫々に手渡す』というような表現を要所で使う。後代の日本のためを思って政治をやれということだけど、こういうことをひとつの信念として論じる人はあまりいないし、自分はこういうおっさんをずっと待っていた。
終わりの章はなんか泣ける。
09.2.6

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

沖縄が100年後も日本であるために沖縄を中国から守る。
今生きている自分のことだけを考えるのではなくて、未来の命のために命を捧げる。これはいい話だと思う。
でも、日米印豪とかはどうかな? ラマヌジャンのインドのはずが、数学オリンピックで悪い成績だったし。オーストラリア人には、ライアン・コネルがいるし
青山氏の父親が繊維産業と関係なければ、シガニーウィーバーの父親が鉄鋼産業と関係なければ、とは思う。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

中国が何を考えて昨今報道されている行動に至っているのかを詳細に分析された本。そして、日本という国が真の意味で主権在民にならないといけないと著者の青山繁晴氏は警鐘を発している。

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2009年10月04日

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