あらすじ
小さな会社の経営者、これから起業をしようと考えている方に必読の書。
これまでの常識なら、創業者は会社をつくるとき、
会社を大きくすることを目標としていました。
しかし、これからは違うと断言できます。
人口減少に伴い、消費が減り、
経済規模がこれからも小さくなっていく時代です。
右肩上がりの計画を立て、たくさんの従業員を雇い、
どんどん大きくしていくということは難しいでしょう。
だからこそ、一人でできることをやり、
地道に稼いでいくというのがいい方法なのです。
当然、これまで存続してきた大企業も売り上げが減り、
人を減らさざるを得なくなります。
このような時代において、
大企業からあふれた人は自分の力で食べていくしかありません。
本書の著者は、税理士・経営コンサルタントとして、
ずっと極小会社(ひとり又は2、3人でやっている会社)のことを研究し、
実際に税理士業で携わり、
自らも1人会社を10年以上運営してきました。
その中で、「一人で経営していく場合の必勝法」を編み出したのです。
本書ではその必勝法を余すところなく公開しています。
会社を大きくせずに、一人で経営することのメリットがわかり、
ムリのないや先を見通した経営計画の立て方と心得を説きます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルに驚かされますが、税理士目線での考え方が大変腑に落ちる内容でした。逆説的な話であり、特に日本の大半を占める中小企業、小規模事業者は見るべき本です。
Posted by ブクログ
大きくならないように気をつける
生活コストから必要な売り上げを考える
たしかに、人を雇うというのは
かなり大きな固定費になる
ならいっそのこと一人でやった方がいい
きちんと計算して、見通しをつけることも大切だな
Posted by ブクログ
会社を作ろうと思っていたところに
この本
目から鱗
1人での経営方法、これからの時代は自営業が必項になる
楽しくいつまでも働くならこれだと感じた
あえて会社を大きくしない方法
有効に時間を使う改善時間はいいことだらけで、かなり参考になる一冊だった
Posted by ブクログ
私は筆者の考え方に全面的に賛成です。
シンプルで当たり前のことしか書いてありません。
だけど、その当たり前を当たり前にやることがいかに難しいか。
Posted by ブクログ
今の自分の感覚にあったので即買いました。
まさにこれからの水瓶座時代の経営者はいかに"個"を活躍して、みんながハッピーな生活-経営するか、みんなが豊かになれる時代ですね。
大企業に就職しなければということ考え方はもう時代遅れです。自分が好きなことで、自分ができることをいかに伸ばし、他人と協力し合えることですね。新時代のワークライフバランスの実践者になります。
Posted by ブクログ
非常に時代に即した著書だと思う。
著者は税理士で執筆活動にも尽力されている方だが、実際に生活で実践していることを書かれているので非常に参考になった。
この作品で書かれているのは、
これからの日本社会は下降していくことが確定している中で、風呂敷を広げすぎない方が良いというマインドが大切だということである。
大企業に入って勤務し続ける、だったり会社を作って上場する、はたまた事業拡大するなどといった当たり前のサクセスストーリーにすがるのは得策とは言えなくなってきている。
大きな企業に勤める、結婚して子供を持つなどの人生の軸に始まり、職場に出勤する、社員を雇う(雇われる)という働き方が当たり前とされている中で、1度全てに対して疑ってみる。それが大事だと痛感した。
今回、コロナによって必ずしも職場への出勤は必要ないということが世間に知れ渡ったわけだが
すでに実践していた国や個人もいたわけで、当たり前を特にこのご時世は疑いつつけていくこと、柔軟かつ合理的な判断を下していくことが大事なのだ。
そうすれば人生はより豊かになるであろう。
Posted by ブクログ
規模の拡大
あわよくば 上場会社になる
そんな 夢が 素晴らしいと思っていました。
そんな 考えに 真っ向から 異議を唱えた
この本は すごいです。
もうすぐ 定年を迎える私には
とても 参考になりました。
続編が 出ているので 出来れば 読んでみたいです。
Posted by ブクログ
経験している方だからこそ、書ける話であると思います。非常にためになりました。いつも参照できるように机の正面に置いておきます。ありがとうございました。
Posted by ブクログ
山本憲明
1人で経営しなさい
めちゃくちゃ分かる、この人の価値観。すごい好き。
一人で生きていかないといけない。ほんとそう。一人で経営をしたい。
Posted by ブクログ
1人会社はいつかやってみたいと思っていたが、出来ずに時間だけが過ぎている。
本書を参考にやってみたいと思うけど、ビジネスの種を考えてしまい進まない。考えずに行動できる事の方が人生において重要であると感じる。
割とどうでもいいと考えることは共感できる。
色々と具体的にお金の考え方を学べるが、まずは行動出来るかどうかかな?
Posted by ブクログ
国内中心のビジネスを継続していこうとする場合、人口減少に伴う市場規模の縮小に見合った経営が必要となってくる。その前提に立つと、右肩上がりの増収増益で会社規模の拡大を目指す、従来当たり前とされてきた価値観を一度リセットすべきでは、ということに気付かせてくれる良書。売上は増やし続ける必要はなく、生きていく上で必要な分だけ利益を確保できればよくて、そこから逆算すると最低限の売上はこれだけあればOK、それ以上は無理に働く必要はない、というミニマルな経営思考に共感できた。1人経営というスタイルを再評価できる一冊。
Posted by ブクログ
シンプルに「この先景気が良くなったりしないから、なるべくスモールにビジネスはやった方がいいよ。それにはこんなことに気をつけた方がいいかも」という、ふんわりしたアドバイスが書かれた本。ビジネスを立ち上げるにあたって、具体的なノウハウなどが書かれているわけではないが、なんとなく「起業したいな」ぐらいの人が読んだら参考になるかもと感じた。
Posted by ブクログ
会社経営もミニマリストの時代。
社員は一度雇うと数を減らすのは難しい。
オフィスも規模を大きくするとなかなかサイズダウンできない。
臨機応変に動ける経営を。
規模をでかくして稼ぐのではなく、身の丈にあったサイズで、生活に十分な稼ぎを出せばよい。
働く時間を減らし、自由な時間で人生を楽しく生きよう。
Posted by ブクログ
記録用
会社は小さいまま
固定費を下げる努力
仕事をする時間を無理矢理縮める
どの仕事にどれくらい時間がかかったか測る
今までしたことがないことに時間を費やす
Posted by ブクログ
【備忘録】
家計においては、もらった給料(税引き前の額面)を税金・生活費・将来への投資に均等三分割する。
粗利とは、売り上げから、売り上げのために必要不可欠な費用(原価)を引いたもの。
一人経営は、粗利額を、役員給与4:経費4:利益2 に分配する。
例えば粗利が2000万円あるのであれば、役員給与は800万円出してもOK、経費も800万円まで使ってOK.そして利益を400万円残しましょう、というもの。
Posted by ブクログ
フリーランスが増えていくので、今後は選択肢の一つとして1人で経営という方も増えてくると思う。
1人でできるビジネスとなると一見限られるように思えるが、仕事を受注して外注にお願いし、差額のみを利益とする方法もあるのでほとんどの業種でできる。
一番大事なことは労働時間である。
1人で仕事をするので、労働時間に比例して売上が上がるのでは途中で限界が来る。
そのためには限りなく労働時間をゼロに近づけて、いかに労働しないかを考える。
どんな仕事でも終わらないので、自身で区切りをつける。
土日休み以外に2日は新しい仕事や勉強の時間に当てるなどと決めてしまい、残りの時間で終わるように仕事を進める。
Posted by ブクログ
売上の拡大ばかりを狙わない、お金ばかり見ないというのは納得できるが、それと会社を1人で経営するのは別問題。また、経営者や投資家が従業員のお金を搾取しているという表現も、旧式の組織体系というか、企業文化の問題に見えた。
人が増えれば問題も増える、1人であれば効率よく働ける、それも人によりけり。意気が合って同じ方向を向ける者同士が集まることで、単純な足し算以上のパワーが生まれる可能性もある。
さらに、人が辞めてリソースが足りなくなるという言及に関しても、1人社長こそ自分が居ないと事業が回らなくなるリスクがあるのでは?それこそ、普段から外注パートナーと良好な関係を築いておき、いざリソース不足でも外注さんで賄える準備をしておけばよい。
社長(あくまで役割であってそれ以外の何物でもない)含め、スタッフ全員が財務状態を把握している形を取り、全体を通して個々が納得できる形で収益を分配すれば、資金面はクリアできる。
そのためには、全員が財務指標を理解できることと、個々が人生全体に対して理想像を描けており、自分の人生設計に応じて目標設定できる環境になっている必要がある。
会社経営の一形態として1人社長を否定するつもりはないが、個人的には会社という絆(生態系)で結ばれた仲間を持ち、一緒に人生を歩んでいくスタイルが好きなのだと改めて実感した。
Posted by ブクログ
団塊ジュニアが50代に入る2020年以降は多消費世代も生産年齢人口も減少する。
機械化で労働の価値は相対的に減少する。賃金が減る。消費が減る。
ブログやSNSで小さなメディアを作る。
一人出版社。キンドルのKDP。
ちきりんさんは、伊賀泰代さん?
粗利益を役員給与4、経費4、利益2、に分ける。必要粗利を逆算する。
法人税は安くなっている。
公私混同しないこと。
固定費を増やさない。
毎日コストダウンする。
一日1000円で過ごす。コストダウンは甘えていると難しい。
移動を減らす、または歩く。
クレジットカードを厳格に管理する。
一人会社は投資家として考える=利益を残す必要。
いかに労働しないか=新しいことを生み出す時間。
セルフ休日を設定する。週休3日など。
日々時間を区切る。
仕事ごとに時間を計測する。
集中できる場所をつくる。または環境を作る。
好きなことをするために、時間を天引きする。
売上を上昇させようとは思わない。上を目指さない。
固定費を簡単に増やさない。
ビジネスはどんどん変える。
Posted by ブクログ
言いたいことはわかるけど、この人の『小さい』とか『そんなに稼がない』ってどのレベル?
例の年収が700万〜1000万で話してるけどそこに到達してない人は結局もっと働けってことになりそうだけど。
ストーリー
小さな会社の経営者、これから起業をしようと考えている方に必読の書。
これまでの常識なら、創業者は会社をつくるとき、会社を大きくすることを目標としていました。
しかし、これからは違うと断言できます。
人口減少に伴い、消費が減り、経済規模がこれからも小さくなっていく時代です。
右肩上がりの計画を立て、たくさんの従業員を雇い、どんどん大きくしていくということは難しいでしょう。
だからこそ、一人でできることをやり、地道に稼いでいくというのがいい方法なのです。
当然、これまで存続してきた大企業も売り上げが減り、人を減らさざるを得なくなります。
このような時代において、大企業からあふれた人は自分の力で食べていくしかありません。
本書の著者は、税理士・経営コンサルタントとして、
ずっと極小会社(ひとり又は2、3人でやっている会社)のことを研究し、
実際に税理士業で携わり、自らも1人会社を10年以上運営してきました。
その中で、「一人で経営していく場合の必勝法」を編み出したのです。
本書ではその必勝法を余すところなく公開しています
会社を大きくせずに、一人で経営することのメリットがわかり、
ムリのないや先を見通した経営計画の立て方と心得を説きます。