あらすじ
独立・起業したいと思ったら。
「会社員として働いているが、この先独立して自分自身で稼いでいきたい。でも、失敗するかもしれないし不安だ」という方に向けた一冊です。
企業は日本の人口減少やAIの発達などにより、今後人員を減らしていくことが予想されます。
終身雇用という概念は崩れ、定年まで面倒を見てくれるは保証はありません。
そして、人生100年時代となった現代、年金や会社だけに頼るのは難しくなってきています。
会社を大きくして、贅沢して生きていきたいというのであればリスクは大きくなりますが、
身の丈に合った堅実なやり方をすれば必ず成功します。
本書では、自分の得意なことや好きなことをじっくり、ムリをせず、着実に進める「堅実な起業」の方法を教えます。
税理士の著者が自分で実践したことや、クライアントが実践していることを例にして、わかりやすく解説します!
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Posted by ブクログ
もう一つの「社員ゼロ」をよんでから、こちらを読みました。
たしかに、触れ込み通り 実際にこれから一人会社を作ろうとする人向けに具体的に書かれていました。
Posted by ブクログ
【成長しない経営】
普通に考えると規模の拡大が企業にとっての命題のようなものですが、規模を拡大しないことが、1人で行う会社になります。
家族4人が生活できて、長く続く方がいいですからね。
死ぬまで好きな仕事ができるのは最高です。
Posted by ブクログ
今、まさに「1人会社」を立ち上げようとして、事業計画書を作成しているところに出会った本。
「きちんと稼げる」と言うフレーズが気になって読んでみたが、自分が必要な金額→役員給与→粗利→必要売上を決めていく考え方や、能力はあまり必要ないが、徹底的に調べて何をいつまでにやるか計画し、決めたことを愚直にやり続ける、やってみてダメなら撤退する、など参考になった。
Posted by ブクログ
ありがちな起業の派手さを危惧して、とにかく
地味に
愚直に
真面目に
省エネで
継続して事業を行うことを切々と説いてます。
とても共感してて、少しでもお近づきになりたいな〜と思いました。
この方は税理士。
お父様はガス会社からの委託業務行う中小企業だそうです。
事業家の家出身の人はいずれ、起業することが多いなと感じましたし、身近な例がたくさんあるんだろうとも感じました。
ページ68 一年後にはじめるための準備
ここを今一度振り返り、自分に落とし込みたいと思います。
Posted by ブクログ
荒稼ぎしようという内容ではなく、必要な分を着実に稼ぎながら、自分の時間も作って幸せな生活をしていくことがベースに書かれています。
これからの時代に沿った考え方であると同時に、非常に有益な情報も多くあり参考になりました。
Posted by ブクログ
1人経営というのは俺に合っているなぁと思った。
関係ないけど、大学卒業して2,3年はサークルの連中誘ってチャリンコとか、山とか遊びを続けようとしていた時期があった。
でも、そのうち段々と人が集まらなくなって、いつの間にか人を誘わずに毎週独りで出かけることばかりになってしまった。
そこには、俺の遊びに人を付き合わせるのも迷惑だろうし、危ないことする(山とか)のに巻き込むのは悪いなぁという、誘わなくなった理由はあとからくっついてきた。
人を巻き込まなくなった俺だから、1人経営というのはしっくりくる。
まず本書では、仕事を辞める時期を決めることが最初にやることだと主張する。
リタイア後、何歳まで生きるか。
それが分かれば老後に必要な金額が算出できる。
そして、辞めるときまでにいくら必要で、現在の資産から差っ引いて毎月何円必要か。
それを粗利率でざっくり計算すると、売上は年に、月に、一日にいくらと算出できる。
まず計画することの重要性を説く。
今やってる仕事が自分一人では到底コントロールできない。
自分の手が届く範囲のビジネスをやりたいという思いはある。
やりたいこと、たくさんある。
加えて、家のアパート経営は、親が70才越えていて、いつかはやらないと行けないとは思っている。
一人経営、ピンとくるビジネス書だった。
Posted by ブクログ
現実から積み上げている計画の作り方が参考になった。ビジョンから逆算するビジョン経営とは逆の考え方だが、本当にやっていけるかを担保するためにも必要な考え方。
個人から法人成りの基準は、所得税率が法人税率を上回るようになったらかなー。法人になったら、事務が増えて大変そう。
Posted by ブクログ
すごく読みやすく、自分でイメージしていた小さい経営(ランチェスターの法則より)とマッチしていたため、スラスラ読めた。具体的方法論というよりは、理論書をものすごく噛み砕いた本になっていて、完全入門編だと感じた。それも、ある程度自分一人で起業を決意したあとなら、ふむふむ…と読めるけど、どうしようかなあと迷っている人にとっては、また別の印象を与えそうな感じはした。ただ、好きなことをやって、それが仕事になるから!という力強い論調は好き。
Posted by ブクログ
自らを凡人と評する著者がかなり優秀な経歴の方なので、誰にでもできるよと鼓舞されても自分が本著を参考に一人会社をやっていくのは難しいかなという感触だけが残った。実例も少なく、イメージが膨らまないというか……。
「おわりに」に、ビジネス書はその中からひとつでも自分がやれることを見つけて実行していくことがその使い方だと書いてあった。
私にもアイディア出しくらいならできるので、考える時間を作ってみようと思う。好きなことを仕事にできたら幸せだろうな。
Posted by ブクログ
縮小する日本の経済の中で、ほどほどに暮らしていくための一人経営について書かれた本。
自分の目の届く範囲で、人間関係など余計なストレスを排除して、ほどよく生きたいというニーズのひとにはヒントになると思います。
だれにでもできる、でも気をつけないといけないことはあるよ、というトーンで書かれており、
わかりやすかったですし、背中を押される感じがしました。