\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いろんな意味で衝撃の1冊だった。
自分には知らないことが、気づいてもいないことがこんなにもあるんだなと。
「言葉はいのちを救えるか?」というタイトルを初めてみたときは、救えることもあるだろうし救えないこともあるだろうという立場だったけれど、本書(とくに最後の章)を読み終わって改めて問い直すと、気持ちは大きく変わらないまでも「言葉は絶対に無力ではない」と思った。
なんというか、言葉に力がある、いのちも救えると信じて疑わない人の言葉より、言葉にどんな力があるのか?いのちは救えるのか?と葛藤する人の言葉のほうが私には届く。
元々自分が持っていた意見や気持ちの良し悪しを考えるのではなく、本書を読んで新しい視点を与えてもらったことがありがたかった。