【感想・ネタバレ】フランケンシュタインの工場のレビュー

あらすじ

◆『フランケンシュタイン』+『そして誰もいなくなった』……ホラー、ミステリの「優良物件」を名匠がどう料理するのか!?(山口雅也)

メキシコのバハ・カリフォルニア沖に浮かぶホースシューアイランド、この島に設立された国際低温工学研究所(ICI)の代表ローレンス・ホッブズ博士は、極秘裏にある実験計画を進めていた。長期間冷凍保存していた複数の体から外科手術によって脳や臓器を取り出して殻(シェル)となる体に移植し、人間を蘇らそうというのだ。
コンピュータやテクノロジーに関するあらゆる犯罪を捜査するコンピュータ検察局(CIB)は、ICIの活動に疑念を抱き、捜査員アール・ジャジーンをこの手術の記録撮影技師として島に送り込む。潜入捜査を開始したジャジーンだったが、やがて思わぬ事態に直面する。手術によって「彼」が心拍と脈拍を取り戻した翌朝、ICIの後援者エミリー・ワトソンが行方不明となり、その後何者かによって外部との連絡手段を絶たれたこの孤島で、手術のために集められた医師たちが一人、また一人と遺体となって発見される。
現代ミステリの旗手ホックが特異な舞台設定で描くSFミステリ〈コンピュータ検察局シリーズ〉最終作。本邦初訳。

装訂・シリーズロゴデザイン=坂野公一(welle design)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

国際低温研究所(ICI)のホップス博士が所有する孤島で、極秘裏に進められる実験計画。死んだ人間に脳や臓器を移植し復活させる手術。手術後、「彼」が心拍と脈拍を取り戻した翌日から、後援者の老婦人エミリー・ワトソンが失踪し、手術の為に集められた医師たちが殺されていく。ICIの活動に疑念を抱いたコンピューター検察局は捜査員のアール・ジャジーンを島に送り込む。潜入捜査を開始するアール・ジャジーン。


孤島での殺人事件って事でミステリ要素も強めで楽しかった。最終作と言うのは残念。

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2025年11月25日

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