【感想・ネタバレ】不便ですてきな江戸の町 (2)のレビュー

あらすじ

叔母宅の「穴」から文政八年の江戸へやってきた
江戸研究家・会沢竜真と雑誌編集者・島辺国広。
現代から持ち込んだ市販薬を利用して、
ニセ医者と弟子としての生活を始めたが……。
江戸「異世界」旅行、さらに進行中────。

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Posted by ブクログ

深川めしの隆盛を堪能したり、浮世絵を現代で換金してみたり、日本橋を見物したりと、江戸時代を堪能する二人。

そんな中、色々と問題点が浮き上がってくる。

・時空の穴が不安定。しばらく繋がらなくてヤキモキしたり、変なとこに繋がったり。

・島辺とおようが深い仲に。性病だったり、避妊だったりと、後々まで響く問題。

・現代機器の持ち込み。今更なような気もするが、薬などどころかソーラーバッテリー付きでスマホ持っていった。無くすなよ〜。スタンガンとかも妖術の域だよな。

・島辺宅に盗みに入った泥棒がタイムスリップしてくる。江戸でも盗みを働いて、とっ捕まって牢破りまでして…。あ〜めちゃくちゃだよ〜。
ピッキング技術を持った泥棒なんで、江戸時代の単純な錠は開け放題?やたらアウトロー暮らしを満喫し始めた感があるが、そのうちまた捕まらんか。
島辺にまで岡っ引きの疑いの手が伸びて、あわや拷問…てとこまでいってしまうし。

まぁ、転移された先が江戸ではなく、駿府(静岡)の辺り?で、歩いて江戸まで行く羽目になるのは旅情もありながら、冒険行じみて面白かった。
峠越えは危険がいっぱいだけど、関所破りにならんのかな。
しかし長物持った山賊に囲まれてよく無事に突破できたもんだ。

脚気、いわゆる江戸患いの解明は明治末期まで待ってもらわんとなぁ。助けて鈴木梅太郎先生〜。

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2024年09月04日

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