【感想・ネタバレ】約束 村山由佳の絵のない絵本のレビュー

あらすじ

自分たちにできないことは何もないと信じていたあのころ。ケンカをしても、いたずらして怒られても、ただ一緒にいるだけで楽しかった……。子どもに読ませたい物語を大人になったいま、読んでみると、深いところで切なく心に響く。打算なくつきあっていた友だち、当たり前のように思っていた親からの愛情。自分の中にあった真っ白な心。村山由佳が子どもむけに発表した三篇の絵本を文字だけで再構成。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

小学生のときに読んでずっと忘れられなくて探していた本とやっとまた出会えました。
小学生の時の自分はまだ純粋で、きっと頑張ってたら幸せになれるし、悪い人には天罰がくだると信じてたから、4人の仲間になった気分で「0.000001%」の可能性を信じながらページをめくったときはあまりに衝撃な結末に涙が止まらなかったのを思い出しました。
みんなにある意味「公平」に「不公平」なこの世界だけど、村山先生がおっしゃっているように
《 人生は、それでも生きるに値する》
に違いないと信じたいです。素敵な言葉だなぁ。

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2025年08月28日

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