【感想・ネタバレ】エモ消費 世代を超えたヒットの新ルールのレビュー

あらすじ

ダサい言葉ランキング第2位「ぴえん」。若年層のトレンドは、驚くほど早く移り変わっている。この変化を無視することは全世代を取りこぼすことにつながる。30代以上の消費者も、若年層が持つ拡散力によって商品やサービスを認知している。では、どうすれば彼らに受け入れられるのか。商品の価格や機能的な魅力では、モノの溢れる時代に育った彼らを引き付けられない。
花火のように小さく短いトレンドが生まれる時代。ヒットのカギとなるのが「エモ」、ひと言で言えば、「ハッピーな共感」だ。「この商品のある世界にいればハッピーになれる」と感じさせる訴求が、彼らにとっての「買う理由」になる。そして共感はコミュニケーションを生む。SNSを通じて、UGCは全世代に広がっていく。従来の、多くのニーズを取り込もうとするアプローチは逆効果だ。それぞれの「エモ」を捉える「エモマーケティング」が求められている。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「エモは60点くらいのハッピー」という概念を知って、たしかになあと感心した。エモシチュエーションを考えることが、マーケティング以外にも、幅広いところでいい効果をもたらしそうだなと思った。

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2025年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

モノ消費、コト消費はよく聞いた単語だし、自分が学生の時にもそういった分析や言説も多かった気がする。その後トキ消費なる単語があったことを、本書を読んで初めて知ったし、その次の消費スタイルとしてZ世代の「エモ消費」をあげて説明している。

著者のやってきたZ世代向け動画マーケティングについては本書を通してやり方や狙い、成果がかなりわかりやすく理解できる。

マーケティングの際によく使われる「ペルソナ」についても今のZ世代はちょっと違っていて、ズバっとダイレクトなペルソナではなくもっと広い共感60点の共感でいいのだ、という。なるほど。

わたしはTikTokを一切見ない。
電車の中でTikTokを見ている学生もわりと見かけるし、一度市場調査的にアプリをインストールしたことがあるが通知もうるせぇし、別におもんねぇ動画をサジェストされるしでうんざりした記憶があるのだが、Z世代にとっては違うんだろう。24時間で消えるストーリーの方が気楽、という感覚もわからん。が、つながりを重視し、エモさを感じる世代がこれから主軸になる以上、一定の「わかるよ」の感覚は培っていかねばなと感じた。全然わかんねぇ~~って思いつつも、そういう人がいるんだなという知識はつけておきたい。


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他の方のレビューを拝見した。
「あるあるを軸にすると、そこから零れる人が出る。そしてそれはいつも同じメンバー」というも理解できる。社会世相として全体がエモ消費をしていて、それを支持しているかはどうだろうと思ったので、そういう層の声も聞いたらもうちょっとわかるかもな。

ていうか、エモと共感をメインに生きてくるとそこから零れたときに強いストレスを感じそうだなと思うんだけど、これは水生生物が陸上生物に対して「苦しくないの?それ」って思うのと似ているのだろうか。


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自分用メモ。

エモはUGCまでがゴール。
5W1H(H=HAPPY)

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2025年06月24日

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