【感想・ネタバレ】運び屋円十郎のレビュー

あらすじ

大型新人が放つ、幕末時代活劇

〈運びの掟〉
一つ、中身を見ぬこと。
二つ、相手を探らぬこと。
三つ、刻と所を違えぬこと。

約束の物は何があっても届け切る。それが〈運び屋〉。
母は病に倒れ、父も道場の経営に失敗して体を壊した。
自力で稼がなくてはならなくなった円十郎は〈運び屋〉を営む〈あけぼの〉に雇われることになった。

腕のいい〈運び屋〉として江戸の街を駆け回る円十郎だったが、
荷を運んでいたある夜、攘夷の志を口にする武士と手練れの忍び(?)に立て続けに襲われる。
一体何が起きているのか?
円十郎は知らず知らずのうちに時代の大きな渦に巻き込まれていく……。
オール讀物新人賞受賞の大型新人が放つ、幕末時代活劇。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルと装丁に魅かれて読んだ作品。
結果、すごく木の実で面白かった!
運び屋という特殊な仕事に意外な登場人物、忍び、裏切り、親子の確執あり、けれど読後感爽やかに着地。
もし続きが発表されるなら、絶対読みたい!と思える作品に出会えたことが嬉しい。

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2023年07月05日

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