あらすじ
【内容紹介】
「子どもの自主性を引き出したい」
「自ら勉強する子になってほしい」
「親に言われなくても自分から行動してほしい」
多くの親御さんが、一度はこうしたお悩みを感じたことがあると思いますが、「子どものやる気の引き出し方」を習ったことがある親御さんはほとんどいないのではないでしょうか。
そのため、多くの親御さんが焦りや不安から「子どものやる気をうばう」言動をしてしまい、悪循環に陥ってしまうのです。
本書では、多くの1万人以上の親御さんと5万人以上の子どもを見てきた著者が発掘した、「子どものやる気を引き出すステップ」を紹介。
言葉かけにはじまり、自然とやる気が湧いてくる「仕組み」の作り方、モチベーションの保ち方を具体的に示していきます。
第1章から第5章までを読んでいくことで、階段をのぼるように、子どものやる気を引き出すことができるようになっていくでしょう。
【目次】
プロローグ
第1章 【ステップ1】自分に気づく
第2章 【ステップ2】実態を知る
第3章 【ステップ3】言葉を変える
第4章 【ステップ4】仕組みを作る
第5章 【ステップ5】習慣化させる
第6章 【ステップ0】信頼関係の構築
エピローグ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
メモを取る手が止まらなくなりました。
ついついイライラすると子どもに対して命令口調になったり、脅迫言葉も言っていたなと反省。
その子に合うやり方を見つけて本書の内容を実践していけば、スムーズにやる気を引き出すことができるのだろうとイメージもつけられました。メモを見返しながら実践して「実験」していきたい。
▽1人の人間として認め、尊重する姿勢があれば、命令や脅迫のような言葉を投げかけることもないはず
▽やる気を引き出すとは、行動したくなる声かけや仕組みづくりをすること
Posted by ブクログ
石田先生が音声配信Voicyで普段話している内容がギュッと詰まった説得力のあるお話。やる気を奪う声掛け全てやっていて、あちゃーって思ったけど最後の章でちゃんとフォローしてくれる本の構成になっていてさすがでした。また時間を置いて読み直したら新たな気づきが得られそう。
Posted by ブクログ
女子は小5、男子は中2の9月が境。
子どももオリジナルの人格を持ち、尊重されて然るべき。1人の人間として認め、尊重する姿勢があれば威圧的にはならない筈。
Posted by ブクログ
子ども(息子)にイライラするので、読んでみました。
CHAPTER1にチェックリストがあるので、試しにやってみました。
5段階評価のうち、最もダメな状況・・・。
わかっていたけど、現実を目の当たりにするとショックですね。
まさに、この本を読むべき人物であったということです。
自分は感情的になりやすい人間なので、子どもに対してイライラすると辛辣な言葉を感情の赴くまま言ってましたが、それらの言葉は全てNGワード。
子どものやる気をなくさせる言葉ばかりを連発していたという現実に驚愕しました。
当たり前ですが、ネガティブな感情も発していたので、
親子関係が悪くなるのも当然で。
現状がわかっただけでも、この本を読んだ収穫がありました。
正直、この本に書いてあることが出来るのか、自信はありませんが、イライラしたらこの本を読むように本棚に置いておこうと思います。
ちょっと救われたのは、こちらの言葉です。
”これからの時代は、むしろ凹凸があったほうがいい。マイナスをなくすよりも、プラスをいかに伸ばせるかが、子育ての大原則です。”
息子は凹凸が激しいのでね。「プラスを伸ばす」ことに注力していこうと思いました。
その為にも、子どもをいかに信じることが出来るか、が重要だそうです。
”「目の前にいる子どもには、才能や能力がある。だから、この先も大丈夫だ」と一旦決めてしまいましょう。”
先のことを心配したり、不安になったりしても仕方ないので、イライラしたらこの言葉を思い出そうと思います。
親が心配したところで、子ども自身が気づかないとどうにもならないんですよね。
少なくとも、声をかける時は、NGワードとNG態度は出さないように心掛けたい思います。
親子とは言え、対人関係ですからねぇ。
難しいものです。