【感想・ネタバレ】未プレイの乙女ゲームに転生した平凡令嬢は聖なる刺繍の糸を刺す 2のレビュー

西根羽南 / 小田すずか

王子二人が私にプロポーズーーこれは世に言う修羅場なのでは!? 乙女ゲーム「虹色パラダイス」の世界に転生した子爵令嬢エルナ。既にゲームは終了後だったと安堵する間もなく、美貌の王子グラナートに告白されて悩むことに。しかも「虹パラ」には続編があるようで・・・・・・。領地では変装した友好国の王子にプロポーズされ、学園ではグラナートを慕う大国の王女に嫌がらせをされ、パーティーでは襲撃事件が起こり友好国とは戦争の危機!? 国を揺るがす大事件に巻き込まれながらも、エルナは自身が持つ聖なる魔力と向き合い成長していく。そうして気付いたグラナートへの本当の気持ちは―ー？ 刺繍好きの平凡令嬢×一途な美貌の王子の焦れ焦れラブファンタジー、待望の第二弾!!

[匿名 · ★★★★☆]

微妙な感じ

このヒロイン転生者にも関わらず、転生する前の記憶には殆ど意味がないという設定は面白いです。前巻はその記憶に戸惑うヒロインの姿がよく描かれていたと思うのですが、この巻は些か微妙に思います。そもそもヒロインは、これまで子爵令嬢として過ごしてきた記憶があるはずで、転生前のことは殆ど覚えていないはずなのに、日本の事からの妄想が多すぎる。だから全体的に妄想が入ると作品の流れが悪くなるように思うんですよ。とても残念です。星３.５といったところですが、ダラダラせずに2巻で完結したところでプラス０.５かな

[匿名 · ★★★☆☆]

もったり感が否めません

そこまで乙女ゲーム設定を引きずらなくても、と言うぐらい一巻と同様気持ちが行ったり来たりしてます。
刺繍してないし話のスピードが遅い。
そして美少年と美少女を褒めちぎるのは全体の何%あるのだろう。胸やけするレベル。
唯一の救いは今回もエルナが魔法を使った場面があったという所です。