【感想・ネタバレ】黒い傷痕のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

イラスト付けて欲しい〜

丸木先生の作品の多くは、受けが(ファン的には良い意味の)何がしら壊れてるパターンなんですけど、この作品は珍しくゲイとして普通に?悩んでいる受けの葛藤と、受けに虐められた過去を持つ攻めとの愛憎劇で、いつもの様にラブラブ終わりではないものの、お互いが自分の過去と向き合いつつ、お互いの事を許し合うまでの過程を、受けの妹の婚約者としての立場の攻めとの関係を絡めてハラハラしながら楽しませて頂きました。さすがです!惜しむらくは、丸木先生のイラスト付きでないため紙本を買い直してしまいましたよ。どうして電子だと省かれちゃうんですかね〜丸木先生の骨太黒髪イケメン攻めの絵が大好きなんです〜必ずイラストも収蔵して欲しいものです。

0
2019年12月28日

Posted by ブクログ

▼あらすじ
妹の婚約者として紹介された人気作家の秀一は、和義にとって、思い出したくもない因縁の男だった。15年前、残酷な子供だった和義が犯した罪を暴くように秀一は彼をがんじがらめにし、徹底的に凌辱した。
悪魔のような男に抱かれて、和義は激しい官能に狂ってゆく。妹を欺く背徳、恋人の勇一郎には言えない罪の秘闇・・・。
秀一の体にある消えない傷痕が、罪の烙印として目に映る。これはただの復讐なのか、それとも・・・

***

復讐、NTR、執着とドロドロしたものがこれでもかというほど揃っています。
ですが読み辛くはありません。作品のテーマがテーマなだけに最後はバッドエンドを予想していましたが全然そんな事はなくむしろ爽やか。これだけでもうホッ…としました(笑)
こういう背徳的な作品は珍しく、個人的にはかなり面白かったです。
表紙も拘っているのかキラッキラで思わず目を惹いてしまうほど綺麗。
見た目、中身共にお気に入りの一つです。

0
2020年03月06日

Posted by ブクログ

やはり丸木文華先生の作品。ドロドロに粘度が高い。
しかし、今まで読んだ作品と違うのは、Happy Endとなっている点だ。

同性愛者である性癖を必死に隠そうとする弱気な和義と、子供の頃、彼に陰湿な苛めを受け、それに復讐してやろうと陰湿な事をする久保。
昔されたことを消化できずに、関係者を操作することで気持ちを晴らそうとする辺りは、リアル感を感じた。
本の厚みはないが、文華先生の作品は文学的表現が豊かなだけに、読み応えがある。
ドロドロな展開だが、前向きな結末で終わるので、読後感は爽やかだ。

0
2010年01月23日

Posted by ブクログ

復讐モノではあるけど、凌辱シーンはないです。
せいぜい和義がお尻にディルド突っ込まれたまま、妹と食事させられるとか、妹がお風呂入ってる間に犯られちゃうとか、病室で犯られちゃうとか・・・。

0
2010年05月19日

購入済み

爽やかな復讐モノ。。?!

他で見た評価もなかなか良くドロリーとあいたもの読みたくてこのptバック期間に便乗です(笑)始めは和義(受)目線の「自ら引き起こしたの過去の事件」の久保への負い目があり逆被害意識のある描写のため心身共に追い込まれるような流れが良かったんですが、、久保目線になり実際そんなに悪どくなく何というかドロッとしそーなとこで若干ヘタレちゃった印象が(だってねー優しんだもん。。)。ネタバレになりますが、久保には初めから過度の復讐心あった訳ではなく無自覚に心惹かれていた和義に触れて己の感情を自覚し杉浦家との因縁ともいえる繋がりと事実が明らかになり和義と妹を精神的に追い込んでしまったことを後悔する。。うーん、15年も忘れられていたなら、いっそそっとしておければ良かったのにねぇ(笑)心理サスペンスではなく結構な甘さも含むそれこそ紆余曲折ありすぎた上で初恋が成就するお話って感じですかね。。勇一郎にはいつかリベンジ作書いてあげて欲しい(笑)

2
2013年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昼ドラみたいだった。

妹とか親の話の方が狂気とドロドロでこっちをBLで見たかったかもw
エロシーンは好き。
最後がハッピーエンドだから物足りない感じ・・・w
本作品では鬼畜攻め×受け
だったけどこのエンドの今後は純愛攻め×強気受けな関係になりそう
もしくはリバ・・・
恋愛作家になっちゃったりして・・ははw

0
2011年09月19日

Posted by ブクログ

いわゆる復讐がテーマのどろどろした愛憎劇です。
でも、言うほどドロッドロではないと思います…話の展開が昼ドラマの脚本風なので、引き込まれてついつい、次はどうなるんだ?と興味は湧くけれど。

復讐モノで、どちらかというと執着だよね的な話は大好きなので、いろいろ読み散らかしていますが、この作品はちょっと攻が甘すぎかも。もっと鬼畜に攻めても大丈夫だったと思うんだけど。
復讐する理由はすごく納得できるし、最後にお約束の意外な真実も出てきて話としては★4つでしたが、ただ、個人的にもっとエロが欲しかったなぁ。
その程度の嫌がらせじゃ、なまぬるいよ、受けがすぐに嫌がらなくなって喜んじゃってるし。
それと、全体的に作風とか描き方がいまひとつ古風なかんじです。別に最先端でイマドキの作風が良いというわけじゃないですが、表現が古いかな…違和感を感じたりすることもあったので。

0
2011年02月10日

「BL小説」ランキング