あらすじ
魔法の名門一族であるメイシー公爵家の令嬢で治癒師のフェリシアは、弟の病気を治すため隣国・ユルハ王国から魔法を習得しにきていたヴァロから一緒に彼の故郷へ帰ろうと告白される。フェリシアも彼のことが好きだったが、家のための結婚が決まっていたために応えることができず、ヴァロは一人去っていった。それから三年後、結婚から一年で夫を病気で亡くし未亡人になっていたフェリシアに、突然ユルハ王国の王太子から結婚の申し込みが。複雑な想いを抱きつつ王太子マティアスと結婚式を挙げた夜、寝室に現れたのはヴァロだった。「自分はヴァロでもあり、マティアスでもある」と意味深なことを言う彼に戸惑いながらも、再会の喜びに抗えず、体を重ねる。ヴァロは、訳あってマティアス王子の身代わりを務めていると言い、自国に治癒魔法を広めることに尽力していた。フェリシアも治癒師として協力するが、彼にはまだ隠していることがあるようで……。
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切ない
一度は諦めた好きな人との再会…でもなせここに?みたいな話なのですが、事情がとても悲しいしちゃんと2人は幸せになれるのか、不安になりながら読み進めました。ハッピーエンドではありますが、色々と寂しい気持ちが残りました。あとひとつ、ヴァロ、平民なのに公爵令嬢相手に凄いな!
ハッピーエンド
う〜ん、やっぱりそうなっちゃうのかー。というラスト。でも、二人は好きなもの同士、一緒になれて、幸せいっぱい。あんなに頑張ったのに、これからも頑張っていくんだろうな。