あらすじ
売れない漫画家のススムは憧れの少年誌での「戦力外通告」を受け、BL漫画を描くことに。
ススムに思いを寄せるバイト先の後輩・ミノルは「漫画のお仕事をもらえてすごい」と称賛するがススム自身、BLというジャンルについて全くの無知なためしっくりこず、筆を折り実家に帰ることも考え始めてしまう。
手料理を振る舞い、時折励ましながら甲斐甲斐しくススムを支えるミノルだが、一緒にいられなくなる危機を感じ、自分たちなら体当たり取材ができる、と交際を申し込む。ただの取材で付き合うことになったと思いきや、ミノルの健気な態度に徐々に愛しさ
を覚えていきーー?
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感情タグBEST3
腐女子は読め…
冒頭を読んですぐ思いました。この作品絶対好きだって。コメディの面白さの中に、切なさと愛おしさが詰まってる。(それと美味そう)
私、BLのこと分かってるようで分かってなかったんだなって。作者買いする!単行本買いする!なんだこの編集者、私の思考を読み取っている…?的を得すぎた解説に戸惑いを隠せない。
色んな意味で本当に参考になる作品でした。
続編あったら嬉しいな
トゥインクル前田先生の作品も読みたいです
ススム君に甲斐甲斐しく世話やくミノル君。もう惚れてるの丸わかり。BL作家に転向して勉強していくなか実はススム君のほうにも気があることに気がつき。。。姉彼とかに嫉妬してる彼。腐女子小春ちゃん、女性編集者さん鋭い。この作品はキュンキュン間違いなし。おすすめ。
言葉のチョイスがいちいち可愛い!
セリフ枠外の言葉も面白かったりで、隅々まで読み込める。
心理描写が上手。ススムがBLを理解してから、ミノルの言動・行動・仕草に心打たれるんですが、その描写の仕方が面白い。
ミノル姉の彼氏の登場も良いスパイスでした。
漫画家あるある(漫画家じゃないからあるあるなのかは分からないけど、あるあるっぽい)にもクスッと来ます。せっかくバキバキに描いたちんこも白抜きに〜の話とか、作家の本音だろうなあって悲しくなる。読者も同じ気持ちです……。
エロシーンでも日常シーンでも、ミノルの表情が可愛い。