あらすじ
家族や親友にも相談できない悩みに答えます。
親ガチャ、学歴コンプ、性別違和感、上司疲れ、ぼっち、SNS炎上……これらの問題について「どうしようもない」とあきらめている人も多いのではないでしょうか。
確かに、どうしようもない部分もありますが、違う部分もあります。いったいどこからどこまでが自分のせいで、どこからが他人のせいなのか?それがわかるだけでも、心はかなりラクになるはずです。
元少年院の教官という異色の経歴をもつVTuber、犯罪学教室のかなえ先生が、生きにくい人生の突破術を指南します。
本書では、笑いあり、涙あり、のお悩み相談を一挙に紹介。かなえ先生なら、時に厳しく、時にやさしく、寄り添ってくれることでしょう(ただし、許してくれるとは限りません!)。
さらに!
どうして、かなえ先生が「不登校」から「少年院の先生」そして「VTuber」になったのか?初めて明かされる「かなえ先生ヒストリー」も掲載。人生で壁にぶちあたった時に読むと、心がスッキリする一冊です!
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Posted by ブクログ
「先生読んでみて」と生徒に言われ読み始めました。
とても興味深く面白い本でした。
「クソゲー」という言葉がキツイですが、内容は至って真面目、真摯に悩みに答える本でした。
特にコラムが良かったです。
帯にある通り「自分で変えるしかない。自分の人生だもの」生きづらい世の中の突破術。その通りの内容でした。
Posted by ブクログ
切り抜きから著者のこと知って興味を持って読んだが
言葉はキツイけど、生きる上である程度の理不尽は仕方ないから、受け入れてどうにかあがけというか
現実をオブラートなしで突きつけられる感じ。
さっぱりしてて気持ちいい。
受け入れられる人と、言葉キツいからヤダって人と別れると思う。
Posted by ブクログ
辛口お悩み相談といった感じの本。
私はVtuberとしての作者を見てから読んだので大丈夫だったが、知らないで読んだ人は辛口具合に辛くなるかも…
個人的に悩んでたジャンルについての内容も多く、自分にはない視点で答えてくれるので面白です。
Vtuberになるまでの経緯などもコラムで書いてあるのでそちらも興味深く読ませてもらいました。
Posted by ブクログ
最近気になっているVtuberの本
配信で出版の話をしていたので、二作目を読む前にこちらも買って読みました
悩みに対して、話し言葉で回答していくという流れ
よく配信を見に行っているので、頭の中で先生の声が自動再生されるようでした
いつもの優しい日本語で安心します
極端な悩みが多く、同じ状況の人はそこまで多くないかも?
それでも考え方はためになると思います
結局は物事を捉える視点の問題なのでしょうか
前向きに生きていける人が増えるといいですね
新刊も買っているので、引き続きそちらも読んでみます
Posted by ブクログ
タイトルが尖っていたので手に取ってみた。
私は昭和生まれだが、当時は「みんな一緒」「命は平等」などと教えられ、学校でもみんな同じことをさせられ、できない奴は劣等生と言われた。
劣等生は「アホ」と呼ばれ、いじめの対象になった。
その当時の「アホ」は、おそらく今で言う「発達障害」だったんだと思う。
時代は変わり、「オンリーワン」「個性の時代」「多様性」なんて言われるようになった。良い時代になったとは思うが、親は「みんな一緒」子は「多様性」というちぐはぐな時でもある。
SNSのせいで成功する者が目立つようになり、劣等感を感じやすくなった。それによってさらに「自己肯定感を高めよう」なんていう概念が生まれ余計に息苦しくなる。
本書は、人生はクソゲーで運ゲーと言っている。確かに私は子供の頃は体が弱く入院してたし、母子家庭で裕福ではなかった。初期ステータスは良くなかった。でも人生折り返し時点の今は、まだ生き延びてるし(笑)、それなりの職に就けたしそれなりの財産も築けた。運が良かったとも言えるし、クソゲーをうまく攻略できるスキルを持っていたのかもしれない。
子供はまだ人生の壁にぶつかっていないが、いずれその時が来るだろう。私が生きた時代とは全然違う世界の中で子供が挫折した時、暖かく見守り回復魔法で後方支援できる僧侶くらいになっていたらいいな、と思った。
Posted by ブクログ
Vtuberさんのことは全く存じ上げませんが、偶然YouTubeで犯罪学教室のかなえ先生の動画配信の切り抜きを観たことでかなえ先生を知り、この著書を手に取りました。今よりも多感で繊細だった学生の頃に出会いたかった本です。生きづらさを感じていたあの頃にこの本を読むと少し救われたのではないだろうかと思います。文章はとても読みやすく、すぐ読めました。
Posted by ブクログ
諦めることが必ずしも後ろ向きな判断ではない。
→ 後ろに突き進むのもアリ
「~しなきゃ」が「~したい」になってからでも遅くない(must → want)。
Posted by ブクログ
このクソゲーに攻略法はあるか。
寄せられた質問に答えていく著者の視点は明確。人生はクソゲーかもしれないが、自分の考え方次第で変われると。回答は誠実だがザクザクしている。相手を変えることはできないし、誰かを恨んだり腹を立てたりしても、自分が消耗するだけ。SNSの海を泳ぐVTuberだけあって人とつながらないことや相手とやり合わないことに対する揺るぎなさが感じられた。
Posted by ブクログ
タイトルのインパクトでなんとなく読んでみた。
意外に正論で(失礼)驚いた。
途上国と先進国(今はこんな言い方しないのかな)の状況を理解させるために、教室の一部のグループにはハサミや資源を与えた状態で、一方には何も持たせない状態で交易を始めたら、最初に持ってるグループの方が有利だよね?みたいな授業をやってた気がする。現代の子供達は、わざわざそんな状況を用意しなくても、環境の違いを肌で感じたりしてるんだろうか。
ありがとう、ごめんなさい、助けてください。
この三つは大切にしていこうと思います。