あらすじ
夢の実現はライフハックにかかっている
重要なのは、「今」という瞬間から目をそらさないということ。将来の不安にさいなまれていたり、過去の実績にしがみついていると、本当に重要な「今」というものを軽んじてしまう。時間はフローしていると言いましたが、これは言い換えると、時間は常に、「今」しかないということなんです。そしてその「今」の積み重ねが、夢の実現へとつながるのです。
あまり説教じみたことは嫌いです。今ここでできることを提案していきたい。かといって、些細なことに没頭して本質的なことを忘れてしまいたくもない。そういう思いから、夢を実現するための時間感覚についても書いてみました。そこで強調したのは、夢は個人のものではなく、みんなの共有財産だということ。その一部を、仮にゆずり受けてエネルギーをもらっているのが、夢を実現している人たちです。うらやましがっている場合じゃないです。勇気を出して、共有財産である夢の一部を引き受けてみるといい。そこには責任もかかってきます。けれども、それに見合うだけの大きなエネルギーと達成したときの感動があるはずです。
この本を手に取ったということは、もしかしたらあなた自身、夢を引き受けて実現するターニングポイントなのかもしれません。ぜひそういうタイミングに、読んでもらえたらと思っています。
はしがきより
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Posted by ブクログ
①必要性の薄い事柄は止める&断る、②スケジュール化や標準化により工数を減らす、③人に任せる ・・・ といった仕事や生活の改善によって時間を生み出し、その時間を自己投資等に活用すれば、自身の更なる成長に繋がる、との筆者の主張に強く同感。だいたい出来ている気がするが、時々思い返したい。
Posted by ブクログ
もう、この本出てから9年も経つのか。。。
今でも使える考え方がほとんど。
つーるもGoogle Calendar等、現在でも有用なモノも。
Not ToDoのリストアップは他の本でも見かけたことが
あり、有用だとの認識はあるもののなかなか実践が
難しい。
また、同じように戦略は「捨てること」とあるが
そうなのかもしれない。何か新しいことをやろうと
思ったら、それまでの習慣等を捨てる必要はあると
思う。
Posted by ブクログ
チェック項目13箇所。仕事ができる人は決して、自分で「忙しい」とは言わないのです、そして、仕事ができる人に限って、休むときには徹底して休んでいるんです、時間に追い立てられていないんです。「ライフハック」は「ビジネスハック」ではありません、ライフは生活であり人生です、仕事だけではないんです。重要なのは、「今」という瞬間から目をそらさないということ、時間は常に「今」しかないということなんです、そしてその「今」の積み重ねが、夢の実現へとつながるのです。この本を手に取ったということは、もしかしたらあなた自身、夢を引き受けて実現するターニングポイントなのかもしれません、ぜひそういうタイミングに、読んでもらえたらと思っています。なぜ、継続できないのか? それは、逆説的な話なのですが、長い間、継続しようと思っているからなんです、1か月のうちの1日だから、と思うと、人は当然、誘惑に負けてしまう、だから、継続しようとすればするほど、つづけられないのです 、ここはぜひ、「今日だけのことなんだ!」と思い込むことが必要です、今日やるべきことを、ちゃんと今日やる、これが生活のリズムを作り、結果的に「習慣」となっていくわけです。1週間スケジュール帳を使うようになると、1週間のスケジュールのリズムが見えてきます、そういう流れを意識すると、より効率的なスケジュール管理ができるようになります。机の上に書類を置きっぱなしにするのは、その人がいいかげんだから、ではありません、むしろ、まじめ過ぎるからなんでうs。お昼ご飯の後は、できるだけ人に会うようにしています、ちなみに1週間の使い方もそうでした、真ん中である水曜日に人に会う、そうやって1週間のリズムを整えるんです。スケジュール帳の中に自分へのアポを入れてしまうのです、とくに、忙しくて振り返る時間のないようなときには、2時間くらいアポイントを入れて、本来の自分に会いに行く、たったこれだけですが、そこで本来の自分を取り戻すことができるはずです。「七人の侍」を社内から集める……ノンルーチン業務に対応するには、チーム内にさまざまなプロフェッショナルな知見が必要になるんです。携帯電話の待ち受けに夢を書き込んで、文字どおり、あなたを「待ち受け」る夢としてしまうのです。
Posted by ブクログ
ライフハック系のビジネス書をよく読む人には内容がありきたりかもしれない。
私がよく読む二名の著者の内容と似ているな、と感じたので(どちらが先に書いたという意味ではなく)、仕事の作業効率を上げようとすると誰もがだいたい同じ結論に行き着くのかもしれない。
この本が発売されたのが2006年なので、スマートフォンが普及する前の内容なので、
最近の本はスマートフォン&電子書籍推しだけど、自分はガラケー&紙の書籍が好きなんだ!!
という方には良いかもしれない。
個人的に気に入った点は、
・PCの良く使う表現の辞書登録(「よろしく」→「よろしくお願い致します」と変換されるように設定する等)
・知らない分野の書籍を10冊斜め読みする
・時間簿(タイムスケジュール)に自分の振り返り時間も予定として入れておくこと
・・・などなど。