あらすじ
「頑張っているけれど成果が出ない」「自分は能力がないんだ」と自信を失いかけているあなたに。
努力の方向性が間違っているだけで、あなたの能力不足ではないかもしれません。
もしかすると、まだ成果が出る前の段階かもしれないし、
実は成果が出ていることに気付いていないだけかもしれません。
視点を変えて、やり方を知ればきっと努力が報われます。
もちろん今までやってきたことがムダになるわけでもありません。
累計102万部突破の人気著者も、昔は学年で一番太っていてスポーツも苦手、
勉強ができず塾を転々としていたそうです。
偏差値30台の落ちこぼれで、退学寸前の警察沙汰を起こし…
そこから心機一転して努力した末に、
ケンブリッジ大学大学院まで進むことになります。
そこで学んだ心理学的見地を入れつつ、
身近にある「頑張っているのにうまくいかない」
あれこれをどう突破するか、お話しします。
あなたの努力をムダにすることなく、明日から新たな一歩を踏み出したくなる本に。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
報われる努力を読んで、できていないこと
1.過去形で自分をイメージする。
2.苦手を切り捨てる。
3.自分に期待しない
4.誘惑と闘わない
5.抜きどころを明確にする
6.サクサク環境で加速する
7.戦略的にズル休みする
8.努力をしない、努力をする
9.締め切りで濃度を高める
10.因数分解をする
11.70点でいいやと考える
12.サラサラ覚える
13.動名詞で理由を確認する
14.辛い気持ちを人に話す
15.朝起きたら日光を浴びる
16.損切りが上手い
17.時間帯で戦い方を変える
18.直感を正解に変える
19.WHOを積み重ねる
20.運がいいと思い込む
Posted by ブクログ
"努力"という言葉を使う人はたくさんいるけれど、本来あるべき意味での努力の考え方や、それに伴う行動を行えている人は意外に少ないのかなと思った。捉え方のシフトチェンジでポジティブに行動して、報われる努力をする。
書かれていることは当たり前のことかもしれないけど、たくさん気づきを貰える本でした。
Posted by ブクログ
自分の行動が報われないが側の人間なのだと自覚した。
努力は正義、完璧主義、効率主義、他人に期待して見返りを求め、運がないと嘆く。
定期的にいわゆる自己啓発本を読む価値はここにあると思った。
Posted by ブクログ
報われない側の例に上がる人物像の方が、自分に近いものを感じました。この手の本は世の中にたくさんありますが、読むことが目的になっているのでは?という問いかけはギクリとなりました。数ある中の1つでもいいから、自分に変化をもたらすことをしたいと思います。
Posted by ブクログ
確かに努力が報われたい!って思いが強い時は見返り求めちゃってるなと反省。日々目の前のことを周りを気にしすぎずに自分のペースで頑張ることが大切よねとは思った。努力が報われないと思ってる人は頑張り屋さん、にちょっと嬉しくなった。なんでも完璧求めずほどほどに頑張ろう。
Posted by ブクログ
大切なのは、がむしゃらにがんばることではなくて、いい努力をすること。無理して自分を追い込むことではなく、賢い努力をすること。
いい努力と悪い努力とは何かを伝え、努力を少しでも成果につなげるための考え方や方法などのヒントをシェアします。
さぁ、報われないなぁと感じているあなたの明日を、明るいものにしましょう!
努力が報われる人と報われない人の考え方の違いをはっきり教えてくれるので、自分の改善点が分かるのが良かったです。
がんばることに疲れてきたときは「評価されよう」と思ってないかとか、いきなりオリジナリティを出そうとゼロから考えようとし過ぎるあまりどうしていいか分からなくなってしまうとか、「もったいない」と行動を続けてしまうとか、報われない習慣に当てはまるところが多々あったので、報われる方に方向転換できたらいいなぁと思いました。
Posted by ブクログ
著者も述べているように全てに同意しなくてもいいということでした。
中でも響いた文章をメモ書きします。
p60 報われる人はCAにこだわり、報われない人はPDで完全燃焼する。
p83 百発百中を狙うことを考えて、誰かが作った解答をお求めない。自分でやってみる。量をこなさないと上達しないもんがたくさんあるので、量をこなしていく。自分なりに毎回考えて、工夫を重ねていく。
p98 報われる人はメールが短く、報われない人は読み手を疲弊させる。
(報われない人はメールが長く、やたらと丁寧で体制ばかり気にする傾向があります。あなたも含め、みんな忙しいのです。)この言葉に胸に何か突き刺さる。
p162 報われる人は「分かり合う」を捨て、報われない人は「ネットの攻撃で疲弊する」。
p180 報われる人はいまあるものに感謝し、報われない人は今あるもので満たされない。
p188報われる人は朝日光を浴び、報われない人は夜に脳のリズムを破壊する。
p200 報われる人は直観を正解に変え、報われない人は選択を迷い続ける。
p224 報われる人は運がいいと言い、報われない人は運を手放す。
Posted by ブクログ
努力は手段の1つで、しないでいいならしない。
わかってはいるけど、どうしても努力している自分を正当化してしまうので、とても刺さった。
・あとは、何を本気で、手を抜くかを考えておく。
・チードデイ(やらない日)作る。
・簡単な目標から。
この辺りは実際に取り入れたい。
Posted by ブクログ
良本でした。著者はすごい早起きの人ですね。
昨今だとそもそも努力しないで戦いのフィールドをかえろっていうのが主流だと思いますが、この本では一旦やりたいことは認めてあげて、じゃあどうするのを考えてくれる本です。
というわけで、この本を読むのはそれなりに努力してる人たちなのですが、そのあたりのくすぶり層にちょうど響くような内容になっているかと思います。
物事の真理をとらえてるというところまではいっていませんが、かといってそんなの知ってるよーというフレーズばかりでもなくバランスが整っている印象です。
要約すると無駄にがむしゃらな努力はやめて、しっかり途中途中でポイントを設けて、改善点や方向性の見直しを確実にやれという話です。俗に頑張ってるといわれる人の中ではハマるひとそこそこいるのではないのでしょうか。私の印象では世の中の2、3割くらいは努力してる人たちで、その中でも本当に報われる人はさらに2、3割くらいなのではないかと思ってます。なのでやはり努力の中にも壁があるのでしょう。(そもそも努力を努力と思わないとかはおいといて)
頑張ってる(本当に頑張ってる前提)のに全然身にならない、結果が出ないという人は改めてその努力を見直すという点でもけっこう気づきがある本だと思います。
■よかったフレーズ
・将来の自分をはっきりとイメージするほど、モチベーションを維持できる
・将来の自分を過去形でイメージする(目標の大学にすでに入れている自分)
・達成した自分のイメージがもてないなら、動機を強くすることに時間を割く
・最初から結果を意識しすぎない
・こうあるべきという理想を手放して、理想と現実の差を埋めておく
・ソファは目に入ると疲れやすくなる
・モチベーションは記録で作り出せる
・前に進むことだけが価値ではない(解消できない問題と向き合う)
・休日を作ったほうがより目標に到達しやすい
・自分が勝てるフィールドを探す。なければ作る。(競争せず、独占する)
・人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける(老子)
・失敗しないように効率を求めると誰かが作った解答に依存して自分で判断するというプロセスを飛ばしてしまう
・本当にこの努力は必要なのかという問いを常に自問自答する
・努力は因数分解する(成果を出すために必要なものを分解する力)
・読書で読み切ることを目的にしない(行動にうつす)
・欧米では試合にでられないとわかったらすぐ移籍する(日本では残るシーンがよくみられる)
・イギリスだと学校の椅子は5,6人がグループに常に向き合っている(グループで成果がもとめられる)
・寝る前でも朝起きたあとでもひとりでじっくり考える時間をもうける(無駄な努力をそぎ落とすチャンス)
・他社の存在によってパフォーマンスは高まる(社会的促進)
Posted by ブクログ
本書では努力が報われる人と報われない人の違いについて、50の項目別に説明されています。
本書全体(その50の項目全体)を通して、ありきたりな内容が多いように感じました。また、本書では著者の体験談等も踏まえて説明がされているのですが、努力が報われたという説明よりも「自分は人生において成功した1人なんだ」という少しナルシスト的な印象を抱いてしまう部分が所々ありました。(私の感じ方の問題というのもあると思います。)
しかし、50の項目の中から全部とは言えないまでも、自分が知らなかったことや自分にとって必要なことを数個程度、「気づき」として自分のものにするという意味では読んだ甲斐があったのかなと思います。