【感想・ネタバレ】4U ヨンユーのレビュー

あらすじ

男が長いことつかっていたバスタブの湯は、はたして、スープか――? 毒きのこを食べに長野に出かけたマル、彼への桐子の暖かな想いを綴る「4U」。死んだ風変わりな少女の記憶を辿り、デビュー前の自らを思い起こす「眠りの材料」。右手のない渚子、彼女の義兄への激しい想いと、熾烈な自己愛を描く傑作「天国の右の手」ほか、9つの恋のケミストリーを収録した珠玉の作品集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 慕い合う男女(稀には病的な女性も登場する)を描いて、穏やかで、心を衝く場面がある。
 我が儘そうな(と言って悪ければ異端者だった)彼女が、風格を帯びた1因は、恋愛短編小説のアンソロジー「せつない話」(1989年、光文社・刊、既読)、続編(1997年、光文社・刊)を編んだ事が大きいと思う。多くの小説を読み込み、アンソロジー(おもに女性作家の)を編んで、女性作家の姐御になったのかも知れない。
 当時は結婚生活も落ち着いていたようだ。

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2019年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

堕落のにおいがする。
だらしなくていやらしい。
でも醜くはない。
山田詠美さんの本はそんな感じ。

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2011年06月08日

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