あらすじ
今日、パパが死んだ。昨日かもしれないけど、私には分らない。そんなこと、どっちでもいい。何しろ私のパパは、仕事、仕事で、1年のうち半分は外国を飛び回っている。そんなパパをいわば子供らしく愛せと言われたって無理な話だ。でも私は知っている。本当は、ママがパパを殺したんだっていうことを……。父の死。莫大な遺産をめぐる争い。母の若き婚約者の出現。やがて、13歳の少女、有紀子に残酷な殺意の影が――。
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Posted by ブクログ
誰が,誰を殺そうが,誰が,誰になにをしようが,
自分の価値に関係なければ,ひとまず流しておく。
大人の女性でもできない振る舞いを13歳の少女が。
父親を亡くし,母親の愛人や父親のできの悪い弟など,利害関係者がうごめく。
最後は,冷血な13歳の少女の本領発揮か。
続編は,「殺人よ,さようなら」