【感想・ネタバレ】魔女たちのたそがれのレビュー

あらすじ

津田は小さな雑貨の卸売会社に勤める28歳の独身男性。今日は、15人の社員のうち5人が休みで、目のまわるような忙しさだ。奇妙な電話は、そのさなかに掛かってきた。「助けて……殺される」あの声は、幼なじみの依子。確か山の中の小さな町で小学校の教師をしている筈なのに……。閉鎖された町で連続して起こる、動機不明の殺人事件。狂気、憎悪、蔑視、混乱の果てに隠された恐るべき事実と結末。意外な犯人の素顔は?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最近は読まなくなりましたが、この頃の赤川次郎さんの作品が1番好きです。不穏な空気感と言いますか、、ギクシャクとした不協和音のような人の隠した心の中を、サラッと書き上げていて、だから怖くもあり納得も出来、読み終わった後の、軽い切なさも心地良い。この本が、そういった感覚を得られる1番良い作品だと思います。懐かしい。

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2021年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

20年以上前にSFCで発売していた、魔女たちの眠りというサウンドノベルゲームの原作ということで興味を持ち、読んでみました。

登場人物が多くないのと、サクサクと話が進んでいくため、非常に読みやすかった。

登場人物の描写が少ないので一人ひとりのキャラが弱い感じがした。
読め進めていくうちに話の結末を予想できてしまった点は物足りなさを感じた。
「谷」についての情報が少なく、怖さを掻き立てられなかった点は残念。山奥にある集落ぐらいのイメージしかわかなかった。

次作の魔女たちの長い眠りがあるので続けて読む事をお勧めします。

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2021年10月20日

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