あらすじ
●著者への相談件数ナンバー1の質問は「うちの子、勉強しないんですけど」!
「なんで勉強しないの?」と思ったら、対処法を変えてみよう
●子どもを自由に育てるのか、子どもを束縛、管理しながら育てるのか、それとも子どもを放置して育てるのか。どの子育てを選択するかによって、子どもの学力や、才能、能力に大きな差が出ていきます。
●自らの子育てがどのタイプに属するのか、それを知ることで、大きな気づきを得ることができるでしょう。
また、親子の性質のタイプ別に、子育てステージをうまく移行する方法も伝授します。
①子育てには3つの段階がある。その移行の仕方で9タイプの育て方が存在する。
②3つの段階とは、はじめはすべて与えられる「動物園型」で育て、子どもが行動するようになれば「牧場型」に変わり、そして子どもが巣立つときは「サバンナ型」となり、子育て終了。上手に動物園から牧場へと移行し、さらに狭い牧場から広い牧場、サバンナへと子育てのタイプを変えていくことによって、子どもは本来の才能や能力が開花していく。
③自分の子育てタイプや親子の相性を知っていると、うまくいきやすい。子どもが大きく変わる10歳前後を目安に、親が変わっていけるといいいです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
イラストも多くて読みやすかったです。
まさに今、子どもが勉強しないので悩んでいましたが、「動物園型」「牧場型」「サバンナ型」にわけた子育て段階の説明がわかりやすく、親の意識を変えたり、“手放す”ことの大切さも学びました。
Posted by ブクログ
小学生~中学生くらいまでの親が対象かな。結構対象年齢の幅が広くて、どちらかと言うと低年齢層の親を意識しているような印象。子どもが中学生くらいになったら特にそうだけれど、縛り付けるのではなく、子どもの自主性に任せるしかない。親が「勉強しなさい」と言っても効果がないどころか、逆効果なこともある。シングルタスク型orマルチタスク型×親or子どもの4通りのパターンごとの処方箋について、そういう分類で考えたことがなかったので、なかなか興味深かった。
Posted by ブクログ
「動物園型」「牧場型」「サバンナ型」にたとえて解説してある育児本。
例えが面白い。わかりやすいし。
でも、描いてあることは普通の内容だったかな。
Posted by ブクログ
この本を読んで、子どもは失敗しながらできるようになっていくから、親が子どもに失敗させないよう手を出し過ぎないことが大事だと感じた。
また、親と子は違う人間だから、親の成功体験や考えを押し付けてはならないということもわかった。
まだ子どもはいないため、すぐ実践できるわけではないが、子育てをするときには参考にしたい。分かっているようで分かってないことを教えてくれた一冊であった。