【感想・ネタバレ】忙しい花嫁のレビュー

あらすじ

この物語のヒロイン、塚川亜由美。私立大の文学部に通う二年生、少々あわてんぼうの19歳である。彼女はクラブ活動の先輩・田村の結婚披露宴に招かれたが、どうも様子がおかしいのだ。花婿の田村は暗い顔をしているし、そのうえ彼は、「そっくりだが、花嫁は別の女だ」と謎の一言を残し、ヨーロッパへハネムーンに旅立った。その後、行方不明になった田村……。そして第一の殺人が――。サスペンスあふれる長編ユーモア推理。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

初対面でちぐはぐの、主人公と刑事とドンファン。

ちぐはぐさが、いかにも「花嫁」シリーズらしくてよい。

なぜドンファンが、実家に帰らなかったのかの説明がないところもよい。

不完全さの齎す美どでもいおうか。

母親のあいまいな性格も興味深い。

これからの無謀な道筋を予感させるような第一弾。

こんなに不安定な始まりがかつてあっただろうか。

興味深さから星5つ。

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2011年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『花嫁シリーズ』の1作目。
昔に読んだはずだったが見事に全て忘れており、初見の様に楽しめた。
色々な事件を鏤め、最終的に真犯人と事件の真相を明らかにする手法は見事であったがメインの事件に関係していると思わせた事件が実は偶然に起こったものでしたはちょっと反則かとは思うが、それを差し引いてもまずまず楽しめた作品であった。
真犯人はそれとなく想像はしていたが、赤川作品らしい展開であった。今後、亜由美がどのように立ち直っていくのか楽しみである。頑張れ、亜由美‼

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2024年12月04日

Posted by ブクログ

手元にあるのは表紙カバーが違う。この頃の他の角川の赤川本同様、及川さんのイラスト。
次に整理する時には手放すかも。

挟まっていた栞がものすごく若い所ジョージだった。

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2015年08月28日

Posted by ブクログ

実は内容をあまり覚えていない作品。小学5年まで本嫌いの私が読書に目覚めた記念すべき第一冊目。それまでは夏休み読書感想文のためにしか本を読まなかった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

塚川亜由美19才大学2年生。彼女の先輩は「あれは自分の妻じゃない」と言い残してハネムーン先で失踪する。BFの有賀とともに嫁の父親から娘が本物か探ってくれとの依頼を受けて危ない橋を渡り出す。友人の殺害・花嫁の失踪・呑気な刑事。人殺しのないミステリーって書けないかなーと思わせてしまう、この人の作品は。必要最小限の殺人ね。こういう主義で書かれてるんだわ少なくともこの本は。ある程度意外な結末。まぁ楽しめたかな。'92

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2009年10月04日

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