【感想・ネタバレ】十九歳のジェイコブのレビュー

あらすじ

〈この世界が腹立たしくってしょうがない。人生の真実なんて、たかが知れている。〉ジェイコブ、十九歳。肌にひりつくセックスへの衝動。クスリで濁った頭。身体に染みついたジャズのリズム。この感覚だけが、ジェイコブの真実だ。路上にさまよい暮らすうちに膨れあがった愛と憎しみは、次第に殺意へと転化してゆく――。抑圧に咆哮する魂の遍歴、読む者を灼き尽くす鮮烈な青春文学!

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Posted by ブクログ

上の花村氏もそうだけど読む人を選ぶ、のかな?でも、渇いた狂気の世界だからこそ覗き込みたくなるのかも。

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2009年11月29日

Posted by ブクログ

まだ2冊しか読んでいないけど、中上健次は一貫しているなと思う。
解説の「彼本人と話が切り離せない」とあるように、中上文学を知ることは中上氏本人を深く知ることでなし得るのである。
彼自身に非常に興味があるのでほかも読んでいこうと思うが、それにしても本屋にないので、古本屋で宝物を探すような読書生活はまだまだ続きそうだ。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ジャズ、セックス、ドラッグがこの話の磁場をつくっているとしたなら、

セックスがエロス

ドラッグがタナトス

ジャズがその二つをつなぐ装置としてつかわれてる、のかも。

とかかなり自由な解釈をしてみたら面白い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

正直に言うと表紙につられて買いました。綺麗だもん。音楽好きすぎ、ヤクやりすぎ。音楽を聴いている描写が心地良い。

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2012年09月08日

Posted by ブクログ

これを読んで、マイルスの「skeches of spain」とアーチーシェップの「attica blues」を買いました。

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2009年10月07日

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