あらすじ
契約結婚として公爵家当主のローガンへと嫁ぐことになったアメリア。
領内で蔓延していた『紅死病』の新しい薬を、その隠れた才能で開発し、病に臥していたライラの母親を救うことに成功した。
平和な日を過ごすアメリアに、ついに危機が訪れる。それはエドモンド公爵が主催する茶会に、ヘルンベルク公爵家の婚約者としての出席だった!デビュタント以来の公の場というだけでなく、そこには実家でアメリアを虐めていた妹のエリンも出席するようで……?
ローガンからは無理はしなくていいと言われるアメリアだったが、婚約者としてその名に恥じぬよう、礼儀作法を学び茶会への出席を決意する!
苦難を乗り越え、さらに近づいていくアメリアとローガンの心の距離。そして寝室を共にする二人。そしてローガンが積極的に迫ってくるようで!?
家族から愛されなかった少女が、誰よりも幸せになる物語、第三幕。
感情タグBEST3
遂にお茶会
ヒロインの実家は少しずつ転落していますね。まだ決定打的な話がないのでこれからが待ち遠しいです。
ヒーローの兄の事もありますし、薬の開発者の事もありますし、まだまだ先は長そうです。
そしてイチャラブに進展あり!そこは我慢しなきゃダメでしょう(笑)
ゆっくりゆっくり
今回は前巻で招待をうけていたお茶会の準備から終了までの期間のお話が丁寧に描かれています。少しずつでも幸せに向かって進んでいくヒーローとヒロイン。逆に破滅の坂を転がり落ちていく両親と妹。実家関係だけなら、さっさとザマァできそうですが、ヒーローの実兄にも一泡吹かせてやるというか、認めてもらいたいところですよね。
作者さんは丁寧に物語を紡いでおられ好感が持てます。最後までこのままお話を進めていただきたいと思います。
Posted by ブクログ
契約結婚として公爵家当主のローガンに嫁いできたアメリアだったが、次第にお互いに想い合うようになり、穏やかな日々を過ごしていた。領内で蔓延していた病の新しい薬を開発したアメリアだったが、今度はローガンの婚約者になって初めて社交の場であるお茶会に参加することに。ローガンの悪評につながらないようにと懸命に努力をする。礼儀作法の先生も言ってるけど、「素直さ」ってすごく大切だし、なかなか簡単に持てるものではない素質だよね....。
アメリアがすごく頑張っていて、それを優しくローガンが見守っていて、その2人がだんだん関係を進めたくなってるのは、結構感慨深い。
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