【感想・ネタバレ】晴れ、ときどき殺人のレビュー

あらすじ

若い頃、私は嘘の証言をして、無実の人を死に追いやった。だが最近、ごく身近な人の中に真犯人がいるとわかった……。北里財閥の当主浪子は、19歳の一人娘加奈子に衝撃的な手紙を残して急死した。通夜当日、北里財閥の社長達、婚約者の正彦、かかりつけの医師菊井親子らごく身近な人達が北里邸につめかけた。仮面の下に隠された真犯人の素顔。加奈子を巡る莫大な遺産争い。宏壮な屋敷を舞台に、恐怖の殺人劇の幕が開く!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本文の会話の中にも出てきますが,
主人公はお金持ちのお嬢様とは思えぬほど,
人間ができていて,我が儘ではない。

こんな理想的な人がいるとはとても思えないが,
著者の理想像なのだろう。

親が亡くなったところから話がはじまり,
同じ日に自宅で殺人事件が起こり,
同じ日に,殺人容疑の人が逃げ込む。
はたまた同じ日に非公式の婚約を破棄している。

一生のうちで1度あるかないかのことが,4つも1日に凝縮されているところから始まったので,
後は安心して読みするめるところがよい。

赤川次郎の代表作の1つとしてあげることができるだろう。

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2011年08月07日

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