【感想・ネタバレ】忘れな草のレビュー

あらすじ

山間の小さな町に住む高校2年の布悠子は、学校からの遺跡掘りの帰りに見知らぬ男を目撃した――。ところが、その日を境に身辺で微妙な異変が起き始め、ゆっくりと迫る「何か」に怯える布悠子はやがて誰も信じられなくなり、逃げ場を失ってゆく……。封じ込めたはずの、しかし拭い去れない“過去”が日常を脅かす恐怖を新感覚で描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

昔の3人を結びつける話。
恐いと思うとよけいに恐くなる。

赤川次郎の恐怖小説は,うすら恐いという感じだろう。
幸せいっぱいでないだけに不憫なのかもしれない。

0
2011年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

蘇った過去に殺された形だが、亡霊は自身で復讐することなく、ただ過去を蘇らせただけで、結局は罪人たちの自滅になっているのが面白い
それも「娘」が亡霊解放のトリガーになっているのが因果めいていい。
ホラーというかミステリー。
身勝手な大人というのは赤川次郎作品によく出てくるが、今作ではかなり多い。

0
2017年06月24日

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