あらすじ
「私には、手足胴体をバラバラにされた女の子の霊が憑いているの」岡本龍一は、夜の六本木で知り合ったばかりの月舘未知子から、信じ難い話を聞かされた。そして目の前で実際に起きる憑依現象! 死者が取り憑いた彼女から「私を殺したのは、あなたのお父さん」と告げられ、驚愕した龍一は父の正晴を問いつめた。すると、意外にも父は二人の女性の惨殺を泣きながら白状! 理由は語らぬまま、次の標的は未知子で、その運命はもう変えることはできない、と語った!
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Posted by ブクログ
途中、巨大な蛾の大群とか出てくる場面があって鳥肌たった…。「そういうオチかぃ!」って感じだったかなぁ。女としてはこうやって愛されたら怖いな、っていう。ちょっとした恐怖も感じた。やっぱり怖いのは幽霊よりも人間だと思ったw
Posted by ブクログ
まず、タイトルからして怖い。。
ま、出版元が ホラー文庫 だから当然か。。
で、寝る前に読んでたんだけど、、電気消して寝れない。。
何が取り憑いたのか。。
結局、、生霊なんだけど、、それを生み出してしまった感情。。
実際にありそうだから、余計怖い。。
で、読み終えて、、本当に怖いのは生きている人間。。
その怖さだと思った。。
人間が持つ裏と表、本音と建前、わがまま、自己中。。。
そんなものが生み出した恐怖。 自分と関わる人達も、自分の人生も思い通りにならない。
そんな当たり前の事がわからないとこうなるんだなと。。
Posted by ブクログ
いろいろと、考えめぐらされた挙句、殺人の真相はこうだったのか!あまりにも、急展開で、真実が明かされてゆくのだが、力が抜けてしまったというか、あきれてしまったという方がいいのだろうか。少し、がっかりもした。勘違いしている人ほど恐ろしい者はいないと思った。