【感想・ネタバレ】マテリアルゴースト2のレビュー

あらすじ

「ケイー!おっはよう!まだ五時だけど暇だからおっはよう!」布団の上から、美少女幽霊ユウに圧し掛かられ、式見蛍の一日がまた始まる。「ケイ~」「ええい、顔を擦り寄せるな!」[霊体物質化能力]という激しく使い道の無い能力を持ってしまった蛍。幽霊に触れるし、幽霊も彼になら触れる。そのためユウは、四六時中、蛍にベタベタ。そんなある日、蛍は、「可愛い女の子ウェイトレスが売り」のファミレスでバイトをすることに。そこで出会ったのは、美しく成長した、幻馴染みの女の子アヤ。ユウも、蛍の同級生・鈴音も、面白くなく……。ファンタジック・ゴースト・ストーリー、ちょっぴりホラーな(?)第2弾!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

葵せきな先生が紡がれる物語は、いつも綺麗な世界だけを見せはしないんだよなぁと再確認したマテゴ2巻でした。
今回蛍達が戦ったのは"顔剥ぎ"という悪霊でしたが、どれだけ時代が変わろうと美醜に対する執着というのは少なからず全員持っているのではないでしょうか。
作中、蛍の「僕を死にたくさせているのも世界なら、僕を生かしているのもまた世界だから」という言葉がとても印象深く感じました。優しい世界と、醜い世界、どちらも自分を生かす場所です。
顔剥ぎのことを擁護することは出来ないけど、ある意味作中で1番親近感を抱く存在でもありました。

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2025年03月13日

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