あらすじ
二階建てのレトロな洋館に、ステンドグラスの嵌め込まれた観音開きの扉。ドアの両側には二つずつ背の高い格子窓。そこから見える満月のような照明と、おいしそうな香りが漂ってきたら間違いなし。そこが「うしろむき夕食店」だ。 “うしろむき”なんて名前だけど、出てくる料理とお酒は絶品揃い。名物の「料理おみくじ」は、食事も人生も迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。
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Posted by ブクログ
面白かったー。
料理のおみくじというのも面白いが全体として一つの話になっているのもよい。回りまわって返ってくるやさしさがよいねえ。
二話目がお気に入り。折り紙で作れるのすげー
Posted by ブクログ
Twitterのポプラ社文芸編集部の公式アカウントでツイートしていたサイン本プレゼントキャンペーンで当選したことで読んだ作品
食べ物を絡めてて人生をいい方向に持ってく感じの話というのは個人的に好きな感じの話なので結構期待してた。
が、思ったより・・・な感じだった
5つのエピソードがあるが毎回なかなか見つけにくい店を探す展開があるので少しテンポが悪くなるし毎話伏線のエピソードが混じってくるので、その主人公の成長や転機が見たいのにその気持ちにブレーキがかけられた
上に書いたように伏線というか答え合わせが最後に出てきてるのでこれは良かったと思った
基本的には心が暖まり豊かになる作品
人生に失敗なんてあるものですか。仮にうまくいかないのなら、その場所はうまくいくための経由地
省略してるけどこの作中のセリフは救われる人もいるのではないだろうか?