【感想・ネタバレ】京都紫野殺人事件のレビュー

あらすじ

池上鮎子の恋人で新聞記者の北条が、デートから京都へ戻る新幹線の車中で毒殺された。鮎子は警察の事情聴取をうけた際、北条には京都に婚約者がいたと知らされ、衝撃と疑念をおぼえる。謎を追いはじめた彼女の前に次々意外な事実が。そして北条が記者として追及していた巨大悪とは?

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殺人犯を追い詰めた主人公の執念

他の漫画専用サイトでこの推理小説の存在を知りました。愛する「北条和彦」と彼の子供の尊い生命を奪った犯人を追い詰めようとする主人公の「池上鮎子」の執念にとても感動しました。それにしましても、殺人犯の「鬼田島大蔵」、本当に許せない男ですね。「腎臓の売買」と言う、人命に関わるビジネスを私利私欲のために利用し、何の罪もない人々の尊い生命を平然と犠牲にしましたから。また、山村美紗がまだ存命しておられるうちに、それも「エースをねらえ!」や「ベルサイユのばら」みたいに「推理ものの少女漫画」が大ヒットして欲しかったです。

#感動する #怖い #ドロドロ

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

東京から京都への新幹線の中での殺人事件。
名古屋での下車か、名古屋での乗車の筋書きの検討がある。

なぜか名古屋の描写はほとんどないことを考えると,
京都に住んでいる人が書いたものらしく感じられた。

被害者の知人の杉田が怪しいと思って,
ずっと読み進んだが,ちょっと合点がいかない結末。

山村さんも多作なので、いろいろなんだろうなと思いました。
主人公が女性で,女性ならではの描写もいろいろあり、男性作家には書けない作品だと思いました。

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2011年09月05日

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