【感想・ネタバレ】リヴァイアサン(上)のレビュー

あらすじ

人間世界における自然状態は、絶対的に自由な状態であるがゆえに各人の各人に対する戦いが絶えない。これをいかに脱し、平和と安全を確立するか──。感覚器官の分析から始まる人間把握を経て、人々が自らの権利を、一人の人間あるいは合議体に譲渡し、政治的共同体を設立していく理路が解明される。イングランドの内乱を背景に、哲学と宗教論の全域にまで考察を行った書『リヴァイアサン』は、近代政治哲学を大きく切り拓くこととなった。この一大古典を17世紀という時代の特性を踏まえた明晰な新訳で届ける。上巻には「第一部 人間について」「第二部 政治的共同体について」までを収める。全2巻。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

画期的な〈自然権〉の概念の導入、「法は人を縛るのか縛らないのか」といった哲学的話題、私たちが当たり前に〈空気〉のように感じる〈法律〉の意味等について書かれた、トマス・ホッブスの法哲学の上巻。統治者を選ばず法を選ぶなら、法が聖書の文字通りの神を度外視して《リヴァイアサン》としての怪物が機能し、法に基づいて秩序を立てることを納得させる。

0
2026年01月02日

「学術・語学」ランキング