あらすじ
累計100万部突破“トリセツ”シリーズ著者の最新作!
<老い><親子><夫婦><孫><友人><職場>
いろんな「気になる」をぜ~んぶ捨てて
自分史上最高の人生がスタート!
60歳は新しい人生の“新人”!
64歳の脳科学者が伝えたい脳の秘密
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
60歳の私が読んで、本当に元気になりました。
「生殖の期間を終えた60歳は、もう正しく生きようとしなくていい」「60歳を過ぎたら、『若いね』という褒め言葉は禁忌にしよう。若さへの憧憬から抜けられなくなるから」「60歳をすぎると、美醜の差がなくなる。誰しも瞼が垂れ下がり、目が小さくなり、頬が弛み顎のラインが下がってくる。若い頃美しかった人は、そうでもなくなり、そうでもなかった人は、あまり変化がない。」
わかる!と連呼し、還暦の同窓会では、この本の話題ばかりをしていました。
将棋の米長邦雄名人の話も秀逸だった。30代の頃は
Posted by ブクログ
心にひびいた言葉が沢山あった。
親は子に「あなたが生まれてきて、本当に嬉しかった。あなたの親になれて、本当に良かった。生まれてきてくれて、ありがとう」と伝えてほしい。その子の自尊心の核になる。
笑顔とユーモアが人を幸せにできる。愚痴は言わない。
60代は気づきすぎる。明日できる事を今日しない。気づいた事を口にしない配慮をする。
大人の習い事は楽しむためにある。結果が出なくてもいい。
脳は、要らないものから忘れる。固有名詞を忘れ、普通名詞を忘れるようになる。
~したらダメではなく、~してみたら?と言う言い方にする。ネガティブな結果を想像させないよう心がける。
夫婦は互いの気配は感じられるが目に入らない空間の確保をする。笑顔を心がける。何か一緒にする習慣をつくる。
Posted by ブクログ
大好きな黒川伊保子さんの『60歳のトリセツ』今回も、明るくてテンポの良い文章が心地よくて、愉しめました。
『脳は、56歳で一応の完成を見せ、その後63歳までかけて成熟する。63歳からの7年間は、ありとあらゆることに気づき、世の中を人生で一番楽しめる年代に当たる。』
なんとも嬉しい言葉。
また、『明日できることを今日するな』ともあり、" すでに実行中です " と、心の声(笑)
第1章『若さを気にするを捨てる』、第3章『子どもを気をするを捨てる』、第4章『老いと死を気にするを捨てる』、第6章『友を気にするを捨てる』は、それなりに実行できていると想う。
気になっていた第2章『ボケを気にするを捨てる』は、私の想いを覆してくれた。
『脳の心配より、体力の維持』より、『脳が衰えたんじゃなく、脳が身体の衰えに合わせてくれるのである。』
また、『60代は旅と習い事の好機』より、『60代の習い事は、実はめちゃくちゃエクセレントなのである。 なんせ、気づきの天才だから。 若い人の何倍もの気づきが起こり、本質にたどり着くのがとても速いのだ。』
などなど読んでいると、ボケを心配するよりも、こんな素晴らしい時期を楽しむ方が上だなと思えるように!!
さて、難関第5章『夫を気にするを捨てる』ですが・・・・・。
『夫のことばを裏読みしない』は、このまま続けるとして。 夫婦二人の自宅での過ごし方の参考になりました。
『まずは、プライベート時空の確保』(時空・・・時間と空間のこと)
『夫婦は「一緒にいる」に向かない仲』
『夫婦の愛着を養う「暮らしの気配」』
『共感は、恋を永遠にしてくれる』
など、面白く想いながら納得、やってみようと想いました。
これまで頑張ってきたご褒美として、ただ人生を楽しもう。 人に気を遣いすぎず、互いに自由に、でも、主人のことは大目にみて、ちょっと優しくしようと想えたこたが、この上なく嬉しいです。