【感想・ネタバレ】工藤写真館の昭和のレビュー

あらすじ

東京下町で激動の昭和を生きた最後の写真師・工藤哲朗とその一家の物語。摂政宮(昭和天皇)撮影の体験から始まる工藤写真館。二・二六事件、真珠湾奇襲、敗戦、復興。類まれな好奇心で時代を先取りした写真師の日々に、昭和が二重写しにされる。時代の荒波に翻弄されながらも、かたい絆で結ばれた家族が生き抜いた昭和とは――。講談社ノンフィクション賞受賞作品。

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Posted by ブクログ

第13回講談社ノンフィクション賞。
戦中戦後を生きた写真師・工藤哲朗の話。
東京・両国に写真館を構え、時代の流れを見極めながら生き抜いた工藤のたくましさあふれる姿と、昭和初期の庶民の日常の暮らしや文化が、テンポよく書かれている。工藤が実際に撮影した写真も挿し込まれている。工藤は、写真家でもカメラマンでもなく、写真師という言葉がぴったり合う。

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2010年07月03日

Posted by ブクログ

父はベースボールマガジン社および恒文社を創設した池田恒雄、母の実家は両国の工藤写真館。両親が離婚したため工藤姓を名乗る。姉の猪谷晶子は猪谷千春の妻で恒文社インターナショナル社長、弟の池田哲雄はベースボールマガジン社社長。

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2009年10月04日

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