【感想・ネタバレ】世界史の中のヤバい女たち(新潮新書)のレビュー

あらすじ

長い人類の歴史の中で、強い男がヒーローと呼ばれる一方、強い女は魔女と呼ばれてきた。アステカ王国を滅ぼした17歳から、復讐の鬼と化したウクライナ聖人、民を戦乱の世から救った中華最強の悪女まで、世界を変えた女たちはどのような人生を歩んだのか? 男性社会の序列をはねのけ、その強さゆえに迫害された〝魔女〟たちの活躍と、男性を中心に作られた歴史の裏に隠されてきた素顔に迫る!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

男性にとっては『ヤバい…汗』、女性にとっては『ヤバい笑』となる女性たちが紹介されています。

ランプの貴婦人と呼ばれたナイチンゲール先輩のエピソードが興味深かったです。
優しく病人を労わると同時に、看護というもの確立させるために同胞や邪魔をする人には厳しくあたるという二面性があった話は有名ですね。
クリミア戦争でナイチンゲール達の看護隊を邪険に扱ったホール博士が戦績を認められて勲章を与えられた際には『クリミア墓地の騎士という意味かしら?』と…いいぞもっとやれ笑

新書ですが、文章は読みやすく最後まで楽しめました。
参考文献も興味深いのでチェックしたくなりました。

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

タイトルの通り、やばい女がたくさん出てきますが、やばいと言うよりも意志が強く、周囲を巻き込んで改革をしていくような豪快な女性が紹介されている。職業柄、ナイチンゲールの看護覚え書きを学生の頃に学ぶのですが、そのナイチンゲールも白衣の天使と形容されている割には芯の通った強い女性だったのだと感じる。時代背景と女性の活躍で世界を大きく動かせることがこの本を読むと実感し、自分自身も強くありたいと思った。

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

歴史の授業的にはマイナーだが恐らく本書の登場人物の祖国では英雄であろう女性たちにスポットライトをあてた作品。

たまたま手に取ったが面白い。しかも戦国ラン、まずい飯とこれもたまたま読んで面白かった作者の本と知りびっくり。

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2023年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラグネル
マリンチェ
アマゾーン
斉藤すみこ、ウィルヘルミーナ・スミス
ジャンヌ・ダルク
ソ連女性兵
オリハ
ンジンガ
ナイチンゲール
呂后

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2023年06月07日

Posted by ブクログ

確かにヤバい!
女性のヒーロー?いや、悪女?
えがかれている10人の中で、男性社会の中で自分が女性である事を隠してまで騎手となる2人の女性には感動した。
白衣の天使のナイチンゲールがあんなに強い女性だっただなんて!小学生の時に読んだ伝記のイメージは覆された。
呂后もすごいなぁ〜
歴史小説家が書いた本なので、とても読みやすかったです。

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2024年12月03日

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