あらすじ
社会人カップルの勝男と鮎美。
大学時代から続いた交際は6年目を迎えようとしていた。
同棲生活にも慣れ、そろそろ次の段階へ…と考えていた勝男だったが、そんな彼に訪れた、突然の転機とは……!?
慣れないながらに作る料理を通して、今までの「あたりまえ」を見つめなおす、第26回手塚治虫文化賞・新生賞受賞作家、谷口菜津子の最新作!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
性別問わず読んでほしい
海老カツは昭和的男性だと思うけど、実際にはこういう男性って今もまだたくさんいるんだろうなー。海老カツが傷心のなか、色々学んで成長していく姿がとても良いです。
鮎美みたいな女性もたくさんいるだろうし、人それぞれどんな生き方してどんな相手を選んでもいいけど、視野を広げて人間として成長するって大事ですね。
最終的には成長した二人がよりを戻して幸せになるといいな。
おもしろい
凝り固まった、昭和脳の海老カツが、いろんな気付きをえて変わっていく。面白いです。
ちょっと前に流行った、「おっさんのパンツ、、、」と、似たテイストです。
しっかり価値観をアプデして、元カノと復縁してほしい!と、応援しながら読んでます、こちらは主人公に恋愛要素が絡むところが楽しいです。
絶妙な題名ですね!
料理や他の家事や仕事にしても、やったことないにこれぐらいできるだろうって言うヤツ多いのよ💦💦
勝男とあゆみの変化が気になります!
匿名
「当然」だと思っていたことが
普段自分の身辺で起きている「当たり前」だと思っていたことを、もし自分だけの力でやりとげなければならなくなったら、かなり苦労すると思います。無くなってから初めてわかる普段の暮らしのありがたさを、再認識できる作品だと感じました。やはり毎日尽くしてくれている人に感謝することは、人間として大切なことだと思いました。
じゃあ1
おもしろいタイトルですね~w 全女子の味方的な内容になっていて、とってもおもしろかったです。身勝手過ぎる昭和男子が、じわりじわりボディーブローをくらっているカンジに、スカッとする女子は多いかも~w
匿名
ドラマから知り、こういうタイトルが、〇〇しろよ、みたいのは苦手なんだけど、中身は絵柄が可愛いから読めそうと思った。 男性が筑前煮にこだわるのは母親が作ってたからとかもないから、なぜ筑前煮なんだと思った。
匿名
1
海老原勝男には料理が得意な彼女の鮎美がいる。
彼女の手料理に舌鼓を打ちながら料理にまるでレビューやアドバイスするかのような意見を言うのが彼の食卓の日常だった。
鮎美との結婚を考えていると職場の人に言ったところ夜景の見えるレストランでプロポーズしそうなどと言ってきていたがもちろんそうでこのまま自分の理想の結婚生活を築けそうだと思っていた。
しかし夜景の見えるレストランで鮎美からプロポーズを断られた勝男は意気消沈してしまう。
それを気取られたくない勝男は他にも女はいると思っていたがどうやら自分の意見は的外れなのかもしれないと思い始める。
そこで言われた自分で作ってみたらという言葉のもと鮎美もよく作ってくれた好物の筑前煮に挑戦するが…。