【感想・ネタバレ】りら荘事件のレビュー

あらすじ

秩父の山荘に七人の芸術大学生が滞在した日から、次々発生する恐怖の殺人劇! 最初の被害者は地元民で、死体の傍にトランプの“スペードのA”が意味ありげに置かれる。第二の犠牲者は学生の一人だった。当然の如くスペードの2が……。奇怪な連続殺人を、名探偵星影竜三はどう解く? 巨匠の本格傑作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 本格ものの教科書みたいな一作。合計7人がテンポよく死んでいく爽快感(?)とそれぞれのトリックがなかなかに見事。死体のそばのトランプ、砒素、トリカブト、色盲、これでもかというほど「ああ、聞いたことある!」って要素が詰め込まれている。最後のリリスは自殺な気がしてたけど殺人やったっけ?そこだけは記憶違いで予想外。再読であっても取りこぼす要素もあって、何回読んでも面白いなぁと思う。十角館より前に書かれたものだけれど、当時流行らなかったらしいのは時代やなぁと思う。今なら絶体に盛り上がるのに。

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いわゆる館モノのハシリと思える、クローズドサークルではないが。背景、登場人物、に時代を感じることはあるが、連続殺人における小道具、アリバイ、会話の端々に隠された伏線、紛れもない本格推理小説だった。

実際自分も謎が解かれたあとで、やっと気づいたが、氏の本格に対するこだわりが凝縮された一冊なのだろう。

難を言えば探偵星影龍三はなんとなく好きになれなかった、鬼貫警部が魅力的だからだろうけど…

次の鮎川作品を鬼貫警部にしよと思った。

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2017年03月28日

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