【感想・ネタバレ】大いなる日 司令の休暇のレビュー

あらすじ

父をこよなく愛した幼、少年の日々。敗戦により海軍軍人であった父の失職の帰還。失意と家庭の不幸を耐えた父のストイシズム。人間の魂の高貴を平明、粉飾なき文体で描く秀作群。惜しまれて急逝した不朽の文学者魂・阿部昭の世界。

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Posted by ブクログ

ついついお父さんの立場になってしまって(笑)そういうことを書いている本じゃないんだけども。
とてもよかったので、また再読したい本の一つとなった。

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2015年10月17日

Posted by ブクログ

阿部昭の初期の5作品

幼年詩篇
大いなる日
鵠沼西海岸
司令の休暇
明治四十二年夏

をまとめた文庫です。

中学生のころ学習塾で「幼年詩篇」 ”あこがれ”の一節 を読んで、それがずっと印象に残っていて、いつか通しで読みたいと思っていたのですが、10年近くたって作品名がわかり、ようやく読むことができました。

収録された5作は独立した短編ですが、いずれの作品も作者とその家族の体験がベースになっています。

余談ですが、阿部昭の地元藤沢のジュンク堂に彼の小説が一冊もなかったことには、少しさびしい思いがしました。

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2013年12月20日

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