あらすじ
「大好きなモネが自分の知らない男と結婚した」
人生最悪の日を迎えた広瀬桜(20)は、そんな日に最高の宝物を授かった――。
15年後、宝物である息子・トオキは高校生になり、親子二人で普通だけど幸せな日々を過ごしていた。
ある日、トオキが連れてきた彼女・叶は、桜の大好きだったモネとそっくりな女の子で、しかも二人の思い出の金木犀の香りをまとっていて…!?
親子の穏やかな日々が少しずつ変わっていく――。
桜からトオキへ、2世代にわたって継がれる恋の行方は…!?
「花嫁未満エスケープ」の小川まるにが紡ぐ、どこにでもある“普通”の幸せを願う親子の物語。【恋するソワレ+】
感情タグBEST3
今のところかなりいい
親子二世代に渡る「百合」の話。
とは言え、少なくとも冒頭3巻では倒錯的なところは何もなく、極めて健康的な展開。
これまでのところ、登場人物の全てが気持ちのいい性格であるところも好感が持てる。
そして何より絵がキレイ。
嫌みのないきれいさで、これも高ポイント。
この先どういう展開になるのか、今のところは全く読めない。
「切ない」感じまでならいいけれど、「ドロドロ」になっては欲しくないというのが正直なところ。
「若い頃の淡い想いを引きずる、青春のせつない物語」という形で進んでくれれば、個人的にうれしい。
彼女の表情がとても良い。
自分がかつて好きだった人とそっくりの彼女を息子が連れてきた、という大変に意外性のあるストーリー展開である。息子の彼女の表情を描いたコマががとても良い。ほんわかとしたあこがれをそのまま絵にしたような感じがする。香りは伝わってこないがかなり効果的である。
匿名
何が始まるのかな
「花嫁未満」でリアルな人間関係や心情が描かれていて引き込まれたから、この作品を見付けた時も直ぐに読みたいと思った!
今作品でまるに先生が何を書きたいのか、楽しみ!