【感想・ネタバレ】ばいにんぶるーすのレビュー

あらすじ

野獣のように一人きりで生きている勝負師たちの哀歓。風来坊・ロッカ、元役人・立花、非情なノミ屋・和合、ムショ帰りの鉄五郎老人ら、いずれ劣らぬ一匹狼たちが麻雀、競馬、闘犬、無尽、ルーレット、トランプ、チンチロリンなどでくりひろげる、喰うか喰われるかの凄絶なギャンブル世界を鮮やかに描くロマン。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者はマージャンで有名な人でした。
ギャンブルに関わっていた人でしたね。

実は一部著者の経験を元にした
賭け事が出てきます。
それが「誰が死ぬかに関する賭け」

結果は意外なこととなりますが…

決してこの作品はギャンブルを美化するものではなく
賭け事の難しさ、胴元でも
運に見放されてしまえば儲けはないという
金を稼ぐことの難しさを教えてくれます。

一番印象的なのはロッカでしょうか。
彼は、本当に一番人間臭いですよね。
ありふれた人の象徴、と言った感じ。

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2016年07月25日

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