あらすじ
英語がまともに使えなかった状態から,原著で数百冊を読破,会話もペラペラ,英検1級に合格――その秘密とは?
「いつかは英語で本が読めるようになるぞ!」と思いつつ,10度以上挫折してきた著者が,40代半から使える英語を身につけた非常識な学習方法を集大成。
“脳内留学”で頭から,生活から日本語を追い出す
大量に読めば話せるようにもなる
文法を勉強するのは逆効果
「語彙のドーピング」が最強の英語ハック
「調子が悪い時に理解できるか?」がリスニングの実力
「もごもご話す」でスピーキングがうまくなる
Bing(ChatGPT),DeepL,Goodreads,iKnow,Audible,Grammarly,Quillbot,Otter……最新ツールを使いこなす
「ラクに」「すぐに」に釣られていつまでも英語が使えないあなたへ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
英語を本気で身につけたい人に向けて、著者が実践してきた「洋書の多読」を中心とした英語学習法を、具体的に紹介している実践的な一冊です。
挫折を防ぐ工夫として、「簡単すぎる本から始める」「オーディオブックを活用する」「書評を書く」「日常生活から日本語を追い出す」など、英語力を高めるための多彩なノウハウが詰まっています。
「10000時間」という学習時間は、非常にストイックで継続には相応の覚悟が必要ですが、本気で取り組めば確かに“英語脳”が身につくという説得力がありました。
私自身、この本をきっかけに簡単な洋書を読み始めました。また、本書で紹介されていた読書SNSサイトにも登録し、英語で書評を書くことにも挑戦しています。10000時間にはまだまだ届きませんが、これからもコツコツと学習を続けていきたいと思います。
Posted by ブクログ
キーワードは日本語の時間を削る。
10000時間英語時間を作ればマスターできると言うが、実現は簡単ではないだろう。まずは携帯、PCのOSを英語化から開始だ。
Posted by ブクログ
「これが出来れば苦労しない」と反発して終わるよりはもう少し具体的に踏み込んだ本だった。新聞記事より簡単な小説の方が理解力を試され、それゆえに多読&英語取り組み時間の底上げに向く、と述べるセクションは読んでよかった。ボキャビルにはiKnowが推奨されているがそもそも向いてる人とそうでない人がいるだろうと割り切っているのが特徴的である。
自分自身は精読寄りで英語を読むことが多いので、この人のモードでも小説を読めるなら読んでおきたい。Japan Times, ニュースで学ぶ現代英語, 翻訳用学術書が今は手一杯だ。
2025-07-26再読:
(1) 『ニュースで学ぶ現代英語』と『The Japan Times』の2つは取り入れられるようになっている。
(2) スマホを英語化するのは自分は向いていなかった。どうしても日本語で知っておかなければ対応できないことが出てくるため。
(3) 「英語で考える」に書かれているトップ3はできていなかった。しかし自分の考えを英語にして暗唱することは試せている。
(4) Grader Reading や Who Is シリーズより自分の読みたいものの翻訳を優先している為、読むのは先になりそう。自分は自分の読む英語本がすでにある。
(5) ボキャビルとしてiKnow が推奨されているが、Anki で実際代替できている。ただしいつか試してもいいかも。語源も最近は6つの辞書+Geminiで対応中。
(6) リスニング系(Audible や動画)はめきていない。
(7) 「脳内英語教室」(p. 187)は、突然現れた匠の技。なかなか真似できないがこれこそ英文精読ということかと思う。同じことは『ラジオ英会話』2025のPractical Usage や自分で拾った英文でやってはいるが、ここまで徹底的にはできてないかも。そもほも暗記ができていない。「好きで、覚えられるだけ繰り返せる」のがおすすめとのこと。
(8) 「英語の書評」(p.196)も凄い。
(9) Grammarly と Quillbot ももう少し使い込みたい。
Posted by ブクログ
洋書を読めるようになりたくて英語を勉強しようと思い、過去何度も挫折してきた。そんな中出会った本。
著者は翻訳の仕事をしている。著者も何度も挫折してきて、45歳から始めた勉強がハマって英語力が伸び、今に至る。その著者の主張は、10000時間勉強しろというもの。勉強というより、英語に触れる時間をそれだけ取るようにする。1日6時間やって4〜5年かかる。主な内容はとにかく多読、多聴。そのためのルールとして、
①わからなくても先に進んでいい
②興味のあることだけに取り組む
③日本語を封印する時間を増やす
とある。③がとても厳しい。日本語の本も読みたい。二兎追うものはなのか。1人の力ではまた挫折してしまいそうだ。誰かに尻を叩いてもらおう。
Posted by ブクログ
著者が45歳の時から始めた英語学習法について紹介する本。これまで世に出ている英語学習本にある通り、興味のあることを続けることが大事であると。この方は読書が好きなのでとにかく読書をして英語力が上がったということ。私も45歳、いつになったらスイッチがオンになることやら...
Posted by ブクログ
本書は、タイトルに惹かれて購入しました。専門家になるために必要な時間は、目安として1万時間と一般的にも言われています。その時間をどのように確保するのかの参考になればと思って読みました。
私の目的で本書を読むと、「はじめに」の章と1章、この2つの章が読めれば良かったのかもしれません。英語に触れる時間を増やすために、日本語の時間を減らすという発想がユニークで実践的な戦略だと思います。
早速、スマホの言語を英語に変えてみることから始めてみます。