あらすじ
広告代理店、ニュースサイト編集者、ベストセラーの著者として常に時代の先端を走ってきた著者が、突如セミリタイアして、東京から地方に移住。そこから見えてきた、新しい日常、ビジネス、人間関係のセンスを伝授。著者の半自伝にして、日本論、そして人生にも仕事にも効くポストコロナ時代の「捨てる技術」を開陳――。【「はじめに」より】本書は「決別」をテーマにする。元々の私の専門分野たるインターネットからの「決別」に始まり、負担の少ない人生を送るための決別・捨てることについて述べる。一体何なんだ? この監視社会は……。リアルでもネットでも監視のし合い。実にくだらない社会である。こうなったら自分が大切だと思うもの以外は一切捨ててもいい。私のこの一連のまえがきに「こいつは非常識だ」と思える方は私とは合わない。それでは、ありとあらゆるものから決別することにより、幸せな人生を皆さまお送りくださいませ。
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Posted by ブクログ
「ウェブはバカと暇人のもの」で思わず共感してしまい、新しい内容を読んでみたくなり購入。
そうだな、と思うところが3,4割。
2割くらい、若干extremeだなと思ったり。
空気や、声の大きいだけの人に多くが支配されるネットの現状をイヤというほど見聞きし、嫌な思いをしてきたからこその意見なのだと思うので、そこを鑑みると私の意見など生ぬるいのだと思いますが、
こんなバカどもに付き合ってらんないわ!こんなバカしかいない国に子孫を残すなんてことしなくて良かった!これからは自分と自分にとって大切な人、自分を不快にさせない人だけを大切に生きていく。俺は自分の努力でここまで上り詰めたんだから、それをして一体何の問題があるんだ?
…要はそんな感じのことが延々と書かれている気がするのですが、私はそこには賛同しかねるかな…。否定じゃない。私はそういう考え方をしない、と言うだけ。
もし私がそんな心持ちになったとしても、恐らくそのように公言はしないだろうし、私は…筆者のようには恵まれてはいない人間だけれど、今自分が得られているものに対して、自分だけの努力で今があると言う感覚を、持てないなぁ、と言う意味において。
なので、…うーん、と思いながら読む箇所も多かったかも。