あらすじ
日常を見る目が変わる、医療&芸術エッセイ。
「歩くこと」も「食べること」も、実はスゴイこと?
医療と芸術の最前線にいる著者が、日常に潜む奇跡を鮮やかに照らしだす33篇。
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Posted by ブクログ
「ことば」によってふわーっと思考が広がり、じわーっと心身に染み込んでいくような、不思議な読書体験でした。
横尾忠則さんの作品は私にとっては怖い印象だったのですが、本書と出会ったことで今度は違う角度から作品に触れてみたいと考えるようになりました。
芸術の鑑賞方法がわからず、ただ眺めて、感じて、ということをしてきたので、新たな見方に開かれる思いでした。
病院で処方されるお薬は「ごくん」と飲み込んで終わりですが、本書の「ことば」の「くすり」は味わって、余韻に浸れるおくすりでした。
私に効く「くすり」をもっと増やしていきたいな、と思いました。