あらすじ
気が付くと、聡明で完璧な侯爵令嬢から王太子の婚約者の座を奪いとった子爵令嬢ソフィアになっていた私! ソフィアとしての記憶はあるものの、何でそんなことをしたのか全く理解できない。だって、可愛いだけで人の恋人を誘惑する女も、誘惑される男も私は大嫌い!! それは周囲の人間も同じらしく、私も王太子もみんなに冷たい目で見られている。まぁ、やってしまったことは仕方がない。どうにか、王太子の評判を上げ、侯爵令嬢との仲を元に戻して、自分は穏便に退場しようと奮闘するけれど……「人が変わった」ように真っすぐな努力をするソフィアを認める人が、一人二人と増えていき――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
...続きを読む感情タグBEST3
転生令嬢が2人。
なんか面白い設定。婚約者の転生公爵令嬢が、実は曲者だったなんて。
そして、子爵令嬢に転生したヒロインが、本当に賢いって、面白い。
色々やらかしちゃってる、公爵令嬢。
王太子を、一生懸命支えるヒロイン。
公爵令嬢が、断罪されて、スッキリ!
王太子とヒロインが幸せになって、嬉しいなぁ。
匿名
なかなかよかった
王子、ヒロイン、元婚約者。転生ものだとだいたい悪者は一緒だけどこの作品は役回りが一味違って面白かったです。会話少なめで各キャラ視点で話が進んでいくタイプの物語。
Posted by ブクログ
タイトルヒロインと知識持ちヒロインのW転生者による変化球ざまぁラノベ。
下手に原作知識を持っていたが故に。原作ヒロインの癖に脳内お花畑となり、ざまぁされるインガオーホー系侯爵令嬢。
そして、最初は厳しい視線に晒されるも、周囲から王子の誤解を解き成長させてゆくタイトルヒロインの子爵令嬢。
2人及び周囲の視点から描かれるさっくりストレスフリーな作品となっている。
視点がころころと変わってゆくが、前半はタイトルヒロイン視点、後半は原作ヒロイン視点としっかりと分けてあるのがポイントだった。
二巻目に繋がる部分もあるにはあるが、一応、きちんと終わってはいる。
ただ、二巻以降が出るとしたら陰謀がひしめくことになるだろうから、書くのは大変だろう。
浮気ダメ!絶対!な転生ヒロインが、色々諦めていた王子を励まし、周りの人の誤解を解きつつ、(気づけば)幸せになっているお話。
様々な人の目線で書かれているので、誤解をしていた人達の心情等々もわかりやすいです。
それにしても残念なのは、侯爵令嬢。自分では王子のためだと思ってやっているけど、『無意識に見下してるからな』と突っ込みをいれてしまいました。
後は隣国の腹黒そうな王子が何のためにいるのかわからなかったですね。次巻の布石でしょうか?
貧乏くじ。
覚醒したのはやらかした後、どうやら覚醒前の自分は暴走お花畑の大バカ令嬢だったらしい、その上ポンコツ王子付き! でも覚醒前とはいえやらかしたのは自分、責任取って頑張ります、ポンコツ王子も使える様に調教してストーリーのヒロインの侯爵令嬢にバトンタッチしてトンズラしちゃえ‼️ と遮二無二頑張ったのに、侯爵令嬢がやらんでいいことを色々やらかして自滅した結果、トンズラ出来なかったと、転生前世の知識の明暗、状況把握能力の違いかしらねぇ、ポンコツ王子が使える様になって良かったね、調教成功おめでとう。
匿名
逆悪役令嬢ものも面白い
ライバル令嬢が、完璧なご令嬢として皆から称賛されている中で
王子をたらし込んだ悪女に転生した話。
悪役令嬢ものでは馬鹿王子とビッチヒロインの立ち位置から逆転していく。
恋愛要素よりもミステリー要素の強い感じの作品