あらすじ
健が五歳の時、母の再婚により七つ年上の慧史と兄弟になった。それ以来、健は兄の慧史が大好きだ。子供の頃はつねに隣について回り、慧史が進学で上京するとほぼ毎週末マンションへと押しかけた。健の高校卒業後、同居を始めて一年半。口の悪い慧史から時に駄犬呼ばわりされても、健は毎日が幸せだ。ところがここ半年ほど、慧史にくっつくとなぜか健の心臓は倍速で脈を打つようになってしまった。健の知らない職場での姿にもやもやしたり、見合いが持ち込まれたという噂を聞いて胸が痛くなったり。親友に相談すると「やっと気付いたか」と呆れられ、それは極度のブラコンだからじゃなくて慧史への恋心だと初めて自覚する健だったが……? 理系×ガテン系、恋のスクラップ&ビルド!!
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Posted by ブクログ
【好きだ、健。愛してる。これから一生、幸せにする(慧史)】
エロス度★★★★★
慧史と健の恋物語♡
義兄弟同士や年の差、同居といった萌え要素に加えて、佐倉ハイジ先生が描くイラストが可愛くて眼福です!
キャラの性格も、慧史の毒舌や健に対する【駄犬】呼びといった犬扱い、そして義兄大好きなブラコン・見た目に反してガテン系で持ち前のキャラで険悪な空気などをブレイクする健が魅力的♡
ストーリーは義弟の健視点で進み、慧史に対するブラコン以上の気持ちを自覚してからの意識したり悩んでしまう姿、恋人になってからの駄犬からの成長がたまらなく、慧史の顰めっ面の理由や義弟以上に重い彼氏が最高♡
受けは、攻め好き好き大好き! タイプ。
攻めは、は〜うぜえめんどくせえ(表向きは)タイプ。
しかも年上×年下。すっごい好きなシチュ
血繋がってないのが勿体ないけど、ブラコンなら近親相姦が良かったなあという個人的な感想。いくら小さい頃に兄弟になったとはいえ、やはり所詮は赤の他人……。
両親が寛大でよかった!
性的指向を親族にとやかく言われたり、罵倒される描写が苦手なので、二人の両親がスルッと受け入れてくれて安心した。
やっぱり一番よかったのは、矢印が受けの方が大きいこと。
攻→←←←受、可愛い。